「ジャンク・ジャンキー・ジャンクション」片理誠

 モノが魂を持って動き出す!怒り狂う怪物、奇跡を起こす妖精。時を超え、姿を変えて現れる不思議のかずかず。 オリジナルのファンタジー&ホラー作品を配信する電子絵ものがたり「九十九神曼荼羅(つくもがみまんだら)シリーズ」。
 「ジャンク・ジャンキー・ジャンクション」は、時を司るモノたちの旅の始まり。地球と火星の定期航路は日帰りで出張でき、量子コンピュータを有機系生体コンピュータが運用する未来。地球と月には別々の政府があり、戦争騒ぎがあったくらい仲が悪い。情報省の制御室で不眠不休の仕事を続けていたサラリーマンの「俺」はコンピュータを使役してこの世のあらゆること、ヨーロッパの高々度ハイウェイの年間パスの発行数から春日部シティの人口統計の再計算まで、様々な指示をネットワークに送る情報エリートだ。その「俺」が、ごみの山の中で100年以上前の旧式時計と出会った。ともに時を刻む仕事のためにすり減り、そして時代遅れの廃棄物となったふたり。だがそれでも古時計は、捨てられたものたちの桃源郷(ジャンクリラ)を目指すという。果たして彼の言う理想郷は実在するのだろうか?

(注意:PlanetariArt版の「ジャンク・ジャンキー・ジャンクション」と内容は同じですので、ご注意ください)

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