「カンパニュラの銀翼」中里友香


中里友香・作
鈴木康士・表紙絵
早川書房
刊行日: 2012/10/24
ISBN:978-4-15-209327-1
1,890円

第2回アガサ・クリスティー賞受賞作
早川オンライン書籍詳細『カンパニュラの銀翼』
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/112193.html

――デラシネの貴公子シグモンドと、
実験心理学者オーグストとの長き因縁――
歴代の謎が美しく織りなす精緻な迷宮。欧州浪漫ミステリ。

1920年代後半の英国。エリオットには秘密があった。 
資産家の子息の替え玉として名門大学で学び、目が見えなくなった「血のつながらない妹」のため、実の兄のふりをして通いつめる日々。
そんなエリオットの元に、シグモンド・ヴェルティゴという見目麗しき一人の男が現れる。
《脱け出したくばね、必要なのは概念の改革だよ。エリオット・フォッセー》

もの憂い眩暈。
純粋な美。
エレガントな悪徳。
高貴な血に潜んでいる病んだ「真実」

精緻な知に彩られた、めくるめく浪漫物語。


中里友香コメント:
アガサ・クリスティー賞受賞記念としまして、10月25日発売号のミステリマガジン《2012年12月号》に、私の和風伝奇短編『人魚の肉』(扉絵・小島文美氏)と、加えて『カンパニュラの銀翼』のスピンアウト短編『風切り羽の安息』(扉絵・鈴木康士氏)の2作が同時掲載されます。第2回アガサ・クリスティー賞受賞作『カンパニュラの銀翼』とあわせて、お楽しみいただければと思います。
ぜひお手にとって読んでいただけると幸いです。



中里友香プロフィール


中里友香既刊
『カンパニュラの銀翼』