「月刊アナログゲーム情報誌「Role & Roll」Vol.114掲載「センティネルのための(『エクリプス・フェイズ』)ワールド・ガイド『宇宙の歩き方』」(第5回)

文:朱鷺田祐介 協力:『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム



 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)やボードゲームの記事を中心に扱ったアナログゲーム(電源を使わないゲーム)の月刊情報誌です。
 毎号、熟練の書き手により、多種多様なゲームが紹介、そしてサポートがなされています。
 「Role & Roll」Vol.110からは、『エクリプス・フェイズ』の世界観を紹介した「センティネルのためのワールド・ガイド『宇宙の歩き方』」が連載されています。Vol.114では第5回が掲載。

 「Role&Roll」Vol.106までは「エントリー・ミッション」と題し、『エクリプス・フェイズ』世界の入門、あるいはゲーム・ファンへ向けたSF入門をコンセプトにした記事が連載されていました。
 「Role&Roll」Vol.107から109までは、「リプレイ」の新シリーズ「月の熾天使~マーズ・サイクラーの帰還~」が連載されていました。

 ただいま連載中の「宇宙の歩き方」では、『エクリプス・フェイズ』の世界設定をわかりやすく紹介するため、翻訳進行中のルールブックからゲームを知るために役立ちそうな箇所を抜粋、紹介しています。単にルールブックの記述に留まらず、各種サプリメント(追加設定資料集)などの情報を織り交ぜ、段階を踏みながら複雑な設定を無理なく理解できるように書かれています。今回から読んでも大丈夫ですので、ご安心ください。

 『エクリプス・フェイズ』では、プレイヤーが演じるキャラクターは、人類をX-リスク(絶滅の危機)から救うための秘密結社である「ファイアウォール」の一員(センティネル)となることが推奨されています。「宇宙の歩き方」は、そうしたセンティネルが任務を遂行するために必要な情報を提供する記事としても活用いただけるよう、工夫がこらされています。
  
 ガイド役を担当するのは、「Role&Roll」に掲載されたリプレイ「金星の人狼~Garou in the Venus~」および「月の熾天使~マーズ・サイクラーの帰還~」に登場したキャラクターたち。
 タイタンの探検家アルビン、シフトランナーの技術者イブン。
 そして、金星の交渉人ナーシャ、スカムの用心棒イカナンに、知性化タコのキャプテン・ケーン。月のハイパー・エリートであるルクサーヌ。
 バラエティ豊かなガイドたちが、随時、紹介コメントを加えていきます。
 彼らのコメントは、世界観を理解する一助ともなれば、キャラクター運用やシナリオ作成の役に立てることも可能でしょう。

 「宇宙の歩き方」第1回では、太陽系の中心、地球圏および月が紹介されました。
 第2回にて紹介されるのは、太陽系近傍宙域、および水星。 
 第3回で紹介されるのは、壮麗な空中都市(エアロシュタット)が浮かぶ金星です。
 第4回は、テラフォーミングの進む新たなフロンティア、赤い砂漠の火星が紹介されました。

 そして今回「宇宙の歩き方」第5回で紹介されるのは、火星と木星の間に広がる小惑星帯です。
 「外惑星圏へようこそ」では、太陽系を大きく区分する内惑星圏(サンワード)と外惑星圏(リムワード)の解説と、その政治的事情の説明が行なわれています。「小惑星帯」では、かつてはアステロイド・ベルトと呼ばれ、現在ではメイン・ベルトと呼称される地帯が、いかなる地理的・産業的な意味を持っているのかということが解説されます。
 エクストロピア(44ニサ)、ケレス、レクヴァ、ノヴァ・ヨーク(メディス)、アスピス、パラス、スターウェル、ヴェスタといった特徴的なハビタットの情勢も、事細かに解説されます。
 「SF Prologue Wave」の『エクリプス・フェイズ』シェアードワールド・シリーズを読みとくためにも、大いに役立つことと思います。
 「SF Prologue Wave」の小説を読んだら、ぜひ、実際に『エクリプス・フェイズ』世界に飛び込んでみましょう!
 きっと、あなたのクリエイティヴィティが、さらに刺激されること、間違いありません。


※本シナリオにおいては、ロールプレイングゲームそのものの基本的な考え方については説明がなされていません。お手数ですが各種入門書やWebサイト等をご覧のうえ、ご参照いただけましたら幸いです。
 「Role&Roll Station」では『エクリプス・フェイズ』体験会が開催されています。参加費用は無料、SF初心者の方もゲーム初心者の方も、イチから丁寧にレクチャーいたしますので、ぜひご参加ください。




岡和田晃プロフィール