「月刊アナログゲーム情報誌「Role & Roll」Vol.119掲載「センティネルのための(『エクリプス・フェイズ』)ワールド・ガイド『宇宙の歩き方』」(第9回)

文:朱鷺田祐介 協力:『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム



 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)やボードゲームの記事等アナログゲーム(電源を使わないゲーム)の月刊総合情報誌です。毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームが紹介、サポートがなされています。
 「Role & Roll」Vol.110からは、『エクリプス・フェイズ』の世界観を紹介した「センティネルのためのワールド・ガイド『宇宙の歩き方』」が連載されています。今号Vol.119に載っているのは、その第9回となります。ついにパンドラ・ゲート(ワームホール)を超えて、太陽系外惑星へと向かいます。

 「Role&Roll」Vol.106までは「エントリー・ミッション」と題し、『エクリプス・フェイズ』世界の入門、あるいはゲーム・ファンへ向けたSFガイドを目指した記事が連載されていました。Vol.107から109までは、「リプレイ」の新シリーズ「月の熾天使~マーズ・サイクラーの帰還~」が連載されていました。

 今回で完結する「宇宙の歩き方」では、『エクリプス・フェイズ』の世界設定をわかりやすく紹介するため、翻訳進行中のルールブックからゲームを知るために役立ちそうな箇所を抜粋、紹介しています。
 単にルールブックの記述に留まらず、各種サプリメント(追加設定資料集)などの情報を織り交ぜながら、最新の設定をスムーズに理解できるように書かれています。

 『エクリプス・フェイズ』では、参加プレイヤーが担当するキャラクターは、人類をX-リスク(絶滅の危機)から救うための秘密結社である「ファイアウォール」の一員(センティネル)となることが奨励されています。「宇宙の歩き方」は、そうしたセンティネルが任務を遂行するために必要な情報を提供する記事としても活用いただけるよう、工夫がこらされています。
  
 ガイド役を担当するのは「Role&Roll」に掲載されたリプレイ「金星の人狼~Garou in the Venus~」および「月の熾天使~マーズ・サイクラーの帰還~」に登場したキャラクターたち。
 タイタンの探検家アルビンは、肉食植物「ウィップラッシュ」の義体で登場。シフトランナーの技術者イブンは、予備義体の「スペア」で登場。金星の空中都市アプロディーテ・プライムの交渉人ナーシャはパンドラ・ゲートがより多くの人々へ開かれることを求め、スカムの用心棒イカナンは太陽系外にまだ見ぬフロンティアを夢見る。知性化タコのキャプテン・ケーンも興味津々。月のハイパー・エリートであるルクサーヌは、太陽系外に出資しているルナの銀行について語ります。
 彼らの掛け合いは世界観を理解する一助ともなれば、『エクリプス・フェイズ』小説を読む際にも大いに役立つことでしょう。

 「宇宙の歩き方」第1回では、太陽系の中心、地球圏および月が紹介されました。
 第2回にて紹介されるのは、太陽系近傍宙域、および水星。 
 第3回で紹介されるのは、壮麗な空中都市(エアロシュタット)が浮かぶ金星です。
 第4回は、テラフォーミングの進む新たなフロンティア、赤い砂漠の火星が紹介されました。
 第5回で紹介された、火星と木星の間に広がる小惑星帯です。
 第6回では、太陽系最大の惑星である木星共和国と、その特異な文化が解説されました。
 第7回では、数多の国家やパンドラ・ゲートを擁した土星圏が解説されました。
 第8回では、太陽系辺境宙域、つまり天王星、海王星、そして、トランスネプチューンの辺境惑星が解説されました。

 今回の記事では、まず「太陽系の外へ!」という前振りに続き、ワームホール式の超空間通路であるパンドラ・ゲートとは何かが解説されます。その出資企業に使用料金、そしてパンドラ・ゲートの種別が詳しく説明されていきます(現在、太陽系内で発見されているパンドラ・ゲートは5種類もあるのです)。

 続いて、明るいオレンジ色の主系列星とパルサーからなる連星「エコー」に、濃密な大気を有する地球型惑星「ルカII」、そして宇宙の交差点である「ポータル」、海洋惑星「ドロップレット」、義体デザイナーであるジーン・ハッカーたちの聖地「フォーティアン」、恒星のコロナの奥にエイリアンの宇宙船が周回している「バビロン」、地球型惑星「ブルーウッド」、氷の惑星「ノット」、動物保護区「スカイ・アーク」といった、パンドラ・ゲートの向こう側にある星々が解説されていきます。

 今回の記事で「センティネルのためのワールド・ガイド:宇宙の歩き方」は完結しますが、次号から「Role&Roll」では、「センティネル・オペレーション・ガイド」の連載が始まります。楽しみにお待ちください。

 「SF Prologue Wave」の小説を読んだら、ぜひ、実際に『エクリプス・フェイズ』世界に飛び込んでみましょう!
 きっと、あなたのクリエイティヴィティが、さらに刺激されること、間違いありません。


※本シナリオにおいては、ロールプレイングゲームそのものの基本的な考え方については説明がなされていません。お手数ですが各種入門書やWebサイト等をご覧のうえ、ご参照いただけましたら幸いです。
 「Role&Roll Station」では『エクリプス・フェイズ』体験会が開催されています。参加費用は無料、SF初心者の方もゲーム初心者の方も、イチから丁寧にレクチャーいたしますので、ぜひご参加ください。




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