「月刊アナログゲーム情報誌「Role & Roll」Vol.125掲載「センティネル・オペレーション・ガイド メッシュ」

文:朱鷺田祐介 協力:『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム



 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)やボードゲームの記事等アナログゲーム(電源を使わないゲーム)の月刊総合情報誌です。毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームが紹介、サポートがなされています。
 Vol.120からは、「センティネル・オペレーション・ガイド」と題し、『エクリプス・フェイズ』の基本的なコンセプトを紹介していきます。

 最近の連載を振り返りますと、「Role&Roll」Vol.106までは「エントリー・ミッション」と題し、『エクリプス・フェイズ』世界の入門、あるいはゲーム・ファンへ向けたSFガイドを目指した記事が連載されていました。Vol.107から109までは、「リプレイ」の新シリーズ「月の熾天使~マーズ・サイクラーの帰還~」が連載されていました。「Role & Roll」Vol.110から119までは、『エクリプス・フェイズ』の世界観を紹介した「センティネルのためのワールド・ガイド『宇宙の歩き方』」が連載されていました……。

 Vol.120から始まった「センティネル・オペレーション・ガイド」は、いよいよゲームとしての『エクリプス・フェイズ』のルールを本格的に解説していくというものです。基礎の基礎からおさらいしていきますので、この号から読み進めていただいても、まったく心配ありません。

 ガイド役を担当するのは、ジーン・ハッカーのリャオ博士と、アシスタントの「美少女アイドル(笑)」アーニャ・Z。私たちが暮らす21世紀のネットラジオラジオのごとき軽妙な掛け合いで、ルールのポイントが解説されていきます。
 幼生成熟(ネオテニック)義体をまとったアーニャ・Zは今回も、視聴者の度肝を抜くギャグで攻めてくれます。

 「Role&Roll」のVol.120では、「センティネル・オペレーション・ガイド 冒険のはじまり(基本コンセプト)」として、『エクリプス・フェイズ』の基本コンセプトをご紹介いたしました。
 「Role & Roll」Vol.121では、「センティネル・オペレーション・ガイド センティネルになる(キャラクター)」として、『エクリプス・フェイズ』のキャラクター設計や種別についてご紹介してきました。
 「Role&Roll」Vol.122では、「センティネル・オペレーション・ガイド 行動の時だ(判定と技能)」では、『エクリプス・フェイズ』の行為判定と技能について、詳しく語ってきました。
 「Role&Roll」Vol.123と124では、「アクション!(戦闘)」。RPGでもっとも盛り上がる場面の一つ、戦闘について紹介しています。

 そして今号の「メッシュ」では、『エクリプス・フェイズ』世界での情報通信システムの解説となります。特定の中心サーバーに依存しない分散型かつ網目状の相互接続ネットワークで、これはポスト・サイバーパンクな世界である『エクリプス・フェイズ』の根幹となる要素です。
 もちろん、「SF Prologue Wave」のEP小説でも、必ずと言ってよいほど登場しますので、この機会にガッツリと詳しくなっていただければと思います。


 「メッシュに覆われた世界」の項では……。『エクリプス・フェイズ』の世界ではほとんどの人がメッシュ・インサート(通称エンドゥ)と呼ばれる脳内情報端末を備えており、常時接続によってメッシュを使っている、といった内容が詳細に解説されます。
 人々はエンドゥとは別に、エクトと言われる体内に内蔵しない携帯情報端末も使用しています。こうしたガジェットや、および体験再生(XP)と言われるソフトウェアについて、本記事では詳細に解説されています。

 「メッシュ時代の光と闇」では、すべてのものにRFIDタグが付され、デジタル管理下された時代の社会状況が、概説されます。ここからシナリオのアイデアを膨らませていくことも、もちろん可能でしょう。

 「ソーシャル・ネットワーク」では、メッシュが現在、私たちが使っているFacebookやTwitterに近い、といった内容が、Repと絡めて説明されます。

 「ミューズとAI、情報体(インフォライフ)」では、メッシュのなかに生きる情報体(インフォライフ)のあり方が紹介されています。

 「メッシュの悪用」は、ハッカーなどの悪役が、どのようにメッシュを不正利用するのかが解説されています。ハッキングの具体例なども書かれています。

 この連載で語られるルール的な側面については、『エクリプス・フェイズ』を知らない方への紹介に役立つばかりではなく、「SF Prologue Wave」での『エクリプス・フェイズ』小説の基本事項解説としても使えること請け合いです。また、一連の記事では、本「SF Prologue Wave」の紹介が、毎号掲載されています。

 「SF Prologue Wave」の小説を読んだら、ぜひ、実際に『エクリプス・フェイズ』世界に飛び込んでみましょう!
 きっと、あなたのクリエイティヴィティが、さらに刺激されること、間違いありません。


※本シナリオにおいては、ロールプレイングゲームそのものの基本的な考え方については説明がなされていません。お手数ですが各種入門書やWebサイト等をご覧のうえ、ご参照いただけましたら幸いです。
 「Role&Roll Station」では、頻繁に『エクリプス・フェイズ』体験会が開催されています。参加費用は無料、SF初心者の方もゲーム初心者の方も、イチから丁寧にレクチャーいたしますので、ぜひご参加ください。




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