『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.168「『エクリプス・フェイズ』インターミッション&運用ガイド 即身仏とカリスマ美女モデル」』

文:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~167掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.168掲載の「即身仏とカリスマ美女モデル」です。
 このシナリオの基本コンセプトは、キャンペーン(連続シナリオ)の間にさし挟んだり、あるいは、先に別なシナリオをプレイしたりした状態から、そのまま接続できる仕掛けになっています。
 具体的には、いわゆる「ヒーローポイント」に相当する《勇気》というステータスが、減少した状態からミッションがスタートするのですが、「マイルストーン」と呼ばれる特定の条件を満たせば、《勇気》が回復するというわけです。
 この「マイルストーン」という発想は、日本オリジナルの選択ルールですが(待兼音二郎さんや私が翻訳している『ダンジョンズ&ドラゴンズ 第4版』にもマイルストーンのルールがあるので、どう違うか比べてみてください)、面白いと思った方は、ご自分でデザインされるシナリオに導入してみるのも一興でしょう。
 さて、肝心のストーリーは……。
 前回のミッションで大ダメージを受けたセンティネルたちが、土星の衛星「ミマス」にあるハビタット「ハーモニアス・アナーキー」で治療手段を探していました。
 そこで、スリムな肢体で知られる土星一のカリスマ・モデル、ケサ・マギーに出逢うのですが、チンピラを引き連れて彼女を付け狙う謎の知性化ブタが現れ……。謎の教団や女優や知性化ブタの秘密を、PCたちは探り当てることができるのでしょうか?




 「SF Prologue Wave」の小説を読んだら、ぜひ、実際に『エクリプス・フェイズ』世界に飛び込んでみましょう!
 あなたのクリエイティヴィティが、さらに刺激されること、間違いありません。



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