『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.182「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド いざ冥王星へ」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~181掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。Vol.179はシナリオ作成のヒントとしての追加データが掲載されています。

 今号の「Role&Roll」Vol.182に掲載されているのは、「いざ冥王星へ」というシナリオです。

 太陽系辺縁部、カイパー・ベルト内にある謎に包まれた準惑星・冥王星。いまだ謎多きこの星と、その近辺で噂されるXリスクを探るため、センティネルたちは日系ハイパーコープ、ゴニン・グループの調査チームの宇宙船に乗り込んだ!

 今回は『エクリプス・フェイズ』の日本語版公式シナリオで初めて、冥王星とその近郊を舞台にしたシナリオの発表となりました。
 とはいえ、取り立てて天文学の予備知識がなくとも、入りやすい導入が工夫されています。それこそシューティングゲームを思わせる場面からシナリオが始まるのです。
 冥王星は2006年に、惑星から準惑星へ格下げされてしまいました。代わって強いインパクトを持つようになったのが、準惑星のエリスです。
 『エクリプス・フェイズ』のサプリメント『Rimward』(未訳)では、これらに加え、トゥリヘンド、トリイといったハビタットも詳しく解説されているのですが、今回の記事では、シナリオに必要な部分を抄訳という形で付けております。
 冥王星の地名は、世界各国の神話伝承における「冥界」のイメージに由来するものが多いのですが、今回のシナリオでも、冥王星へ赴く宇宙船はなんと、「ヨモツヒラサカ」号。そしてキーパーソンとなるのは、船長のドクター・ツチミカドに、宇宙海賊キャプテン・オルフェ。彼らの抱えた秘密とは? そして冥王星に眠る秘密とは?




 「SF Prologue Wave」の小説を読んだら、ぜひ、実際に『エクリプス・フェイズ』世界に飛び込んでみましょう!
 あなたのクリエイティヴィティが、さらに刺激されること、間違いありません。



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