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イトウ ムネオ

伊藤致雄(いとう むねお)
1942年、宮城県生まれ。
「神の血脈」で第六回小松左京賞を受賞。
「吉宗の偽書」など江戸時代の文庫本を書く。

【小松左京氏追悼エッセイ】「夢のよう」伊藤致雄

(PDFバージョン:yumenoyou_itoumuneo
 受賞の時、編集者から電話がありまして、「明日の夕方、小松先生と対談をして欲しい」(小松左京マガジン第20巻にその対談が載るのです)。
 翌日、編集者と一緒に小松さんの事務所に伺いましたら、丁寧な挨拶をいただき、大変に恐縮しました。もちろん初対面です。小松さんは年を召しており、見た目はお爺さんでしたが、お話はそれはまた大変に愉快で、わたしが知らないことを何十倍も知っておりました。大作家ですから、当然ですね。
 当時、わたしの歳は63、小松先生は74歳でした。