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『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.163「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド 太陽は、金色の林檎」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~162掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回のVol.163掲載の「太陽は、金色の林檎」は、黙示録カルトのテロリスト、ジーナ・ガブリエルを監視せよと、PC演じるセンティネルが命じられるところからスタートします。ジーナのオリジナルは、至福の野(エリュシアン・フィールド)という自殺志願者のためのハビタットへ隠遁してしまっており、そちらへ赴いて交渉を行う必要があります。シナリオの後半部ではファエトンという別のハビタットへ向かい、テロリストとの戦いが主軸となります。
 トランスヒューマン時代の死生観に挑んだシナリオですが、アクションもあり、『Sunward』からの設定の抄訳も付いていますので、存分にお愉しみいただけるでしょう。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.162「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド 老いたる霊長類の星への挽歌」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~160掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 Vol.161に掲載された「宇宙要塞『神龍(シェンロン)』の悪夢」は、地球軌道上における(『エクリプス・フェイズ』世界の)中国軍の軌道要塞を探索する、という内容です。「神龍」は、未訳サプリメント『Sunward』に含まれた公式情報です。また、敵のデータも未訳サプリメント『X-Risks』からの引用です。抄訳もあるので、ミニデータ集として活用もできると思います。

 今回のVol.162掲載の「老いたる霊長類の星への挽歌」は、これまでの掲載作と比べて、少々異質なシナリオです。それは、非ファイアウォールのプレイヤー・キャラクター(PC)を扱った作品だからですね。PCたちは地球奪還派の活動家となり、かつて人類を救った英雄の遺体を探すため、廃墟やジャングルを冒険するという内容です。
 ファイアウォールではない、ということで、いたずらに難易度が高い印象を持たれる方がいるかもしれませんが、そうならないよう、随所に細かな工夫を施してあります。タイトルはジェイムズ・ティプトリー・ジュニアからですが、直接のイメージ・ソースはチャイナ・ミエヴィル『クラーケン』。『Panopticon』や『X-Risks』といった未訳サプリメントの抄訳も掲載されており、データ・ブックとしての性格もあります。
 NPCやラスボスの設定にはこだわりました。お愉しみいただけると確信しています。

「Utopia」川嶋侑希+岡和田晃

(紹介文PDFバージョン:utopiashoukai_okawadaakira
 〈「ポップカルチャー論」学生優秀作〉の第3回は、川嶋侑希+岡和田晃「Utopia」です。
 これまでの「赤との混色」および「キュイジニエの旅」は、2016年度の学生優秀作ですが、今回ご紹介する「Utopia」は、2017年度の履修生の手になる作品です。
 2017年度に集まった学生作品の傾向としては、ワークショップで用いたRPG作品の世界観に準じた作品ではなく、むしろ、そこからインスパイアされつつも、シェアード・ワールドではない、独自の世界観を構築しようという意識がまま見られたことです。
 2016年度は、ファンタジーRPGの古典である『トンネルズ&トロールズ』完全版や、カードゲーム『ブラックストーリーズ』等を用いたワークショップを開催してみましたが、この「Utopia」は古典的なファンタジーRPGのガジェットを用いながらも、あえてスペース・オペラの舞台設定を導入した野心的な試みです。サイエンス・ファンタジーですね。
 むろん、「トンネル・ザ・トロール・マガジン」Vol.2の拙稿「T&TとSFの意外な関係」に見られますように、T&Tのような古典的なRPGはSFとは切っても切り離せないような深い相互影響関係があります。
 なお、「ポップカルチャー論」のレポートでは、作品の一部を切り出し、その光景をスケッチするようなスタイルでも作品として認めています。自然主義文学の創作訓練として、日常の光景をスケッチするという練習方法がありますが、それはSF・ファンタジーやRPGといった、首尾一貫した世界観の提示が求められる作品においても成り立つものと思います。
 問題は、作品を通して、首尾一貫した世界観をどのように表現していくかという点にこそあり、全体のイメージに強度があるならば、細部のみでも魅力は伝わるはずですから。「Utopia」もそのようなタイプの作品で、ここからどう展開するのか、続きが気になってしまいます。
 「SF Prologue Wave」掲載にあたっては、ハイ・ファンタジーとスペース・オペラをうまくマッチングさせるべく、岡和田が補作を行いました。(岡和田晃)




(PDFバージョン:utopia_kawasimayuki
 ――そのためなら、なんでもしてやる。
 セイラの心には複雑な感情が渦巻いていた。激しい欲望が希望と混交しているのだ。その思いは旅が始まる前も、今も、そしてこれからも変わることはない。第一の目的地である〈情報街(ビット)〉を前にして、彼女の興奮は、疲れも吹き飛ぶほどの域に達していた。
 深呼吸してから、もう一度、街の入口にある門を眺める。その向こうに、いくつかの建物と人影が見えた。この街での目的は、計画に必要な情報収集だ。
 しかし、ここまでたどり着くのに、すでに随分時間がかかっている。エルフの森の隅で禁じられた扉を開けたのは、何日前だったろう。もう何ヶ月も経ったかに思える。
 ――あぁ、みんなの心配する顔が目に浮かぶ。お爺様が上手く説明してくれているはずだ。ごめんね。
 背負い袋から〈妖精(エルフ)〉の森で汲んでおいた〈水筒〉を取り出し、僅かに口に含む。〈水筒〉は〈三人目〉に手を貸してくれた老人からもらった。不思議な仕組みで、飲み干しても新たに湧いてくる。これさえあれば、飲み水の心配はいらないだろう。
 高まる心を落ち着かせて、セイラは街に足を踏み入れようとしたが、肝心のことを忘れていた。
 街の手前まで道案内をしてくれた〈九人目〉の老人が、詩のように歌った忠告が頭をよぎる。

 この街に入りたいなら
 嘘は置いて来ることさ
 嘘を見破る者たちに
 追い出されては宿もない
 説明できない虚飾は取り去り
 能弁すぎる口は閉ざせ
 旅人たちはみな寡黙
 思い出にすら嘘はつけない

「キュイジニエの旅」藤田莉+岡和田晃

(紹介文PDFバージョン:kyuijinienotabishoukai_okawadaakira
 「赤との混色」(葉月雨音+岡和田晃)に続く〈「ポップカルチャー論」学生優秀作〉の第二弾は、「キュイジニエの旅」です。
 これは、幻想世界ユルセルームを舞台にしたロールプレイングゲーム『ローズ・トゥ・ロード』(門倉直人、二〇一〇年版、エンターブレイン)を用いたワークショップ(ゲームセッション)に基づいて書かれた小説です。
 ただし、オリジナル・デザイナーの許可を得て、岡和田晃が作成した簡易版『ローズ・トゥ・ロード』を、実際の講義では使用しています。
 『ローズ・トゥ・ロード』については、拙著『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』(アトリエサード、二〇一七)および「図書新聞」二〇一七年一〇月二八日号に掲載された門倉直人氏との対談「文学としてのゲーム研究」をあわせてご参照ください。
 「キュイジニエの旅」は、『ローズ・トゥ・ロード』を用いたワークショップのリプレイ小説として書かれたもので、グルメ本からとったと思しきネタを、ファンタジーにうまく融合させている意外性を評価しました。
 また、文章力は高く、採録にあたっても最低限しか手を入れずに済みました。
 なお、簡易ルールを以下に明記しておきます(プレイにあたっては、『ローズ・トゥ・ロード』のルールブックおよび各種シートが必要です。ここには本小説を理解するために必要な、最低限の情報のみ記してございます)。(岡和田晃)


■ワークショップ用『ローズトゥ・ロード』(二〇一〇年版)簡易ルール Ver2.0

(デザイン:岡和田晃)

 『ローズ・トゥ・ロード』では、プレイヤー演じるキャラクターは中世ヨーロッパ風の幻想世界ユルセルームに生きる「魔法使い(逍遥舞人アムンマルバンダ)」になります。門倉直人「ホシホタルの夜祭り」や「グンドの物語」のような世界です。アーシュラ・K・ル=グウィン『ゲド戦記』に登場する魔法使いのイメージによく似ています。
 逍遥舞人アムンマルバンダは、混沌の呪縛で不安に揺れる地を「自らの旅を通じて安堵」させていく、特殊な魔法使いです。「混沌から言葉や旋律などの「意味」を分かち、それにより詩歌や舞踊や物語などを生み出して、世界に「より見えやすい風景」を与え、鎮めていく……。そんな魔法を使う旅人と言い換えることもできるでしょう」(門倉直人)
 いわゆる一般的に連想されるRPGとは異なり、レベル・ダメージ・ヒットポイント・マジックポイント等の数値的な要素はありません。参加者相互の勝ち負けもありません。協力して物語を紡ぐのが目的です。
 ワークショップでは、二人一組でペアになり、一人が魔法使いに、もう一人が語り部を演じます。魔法使いはキャラクターを作り、語り部はマップとシナリオを作って実際のゲームを主導します。
 特殊なのは、魔法使いが使用するキャラクターシートに埋めるステータスや、冒険マップ&シナリオ背景シートに埋める「風景言葉」を、原則的に「言葉決め」によって抽出することです。
 この「言葉決め」は、ルールブックに載っている表、ないし手持ちの本の好きな箇所を指さし、ランダムに言葉を抜き出すことで得られますが、二つの言葉をくっつけて造語することで、思いもよらない言葉を生み出すこともできます。
 また、ワークショップで用いた冒険マップシートの舞台になる村は、「混沌の呪縛」に侵されています。村は一三箇所の「場所」によって構成されています。そのうち三つの「場所」に、「混沌の呪縛」による悪影響が具体的に入り込んでいるのです。それがどのようなものかも、また「言葉決め」で決定されるのです。
 「混沌の呪縛」によって三箇所に生じた具体的な影響や原因、真相もすべて、想像力を働かせてユーザーが作成します。そして、混沌の呪縛を生み出した真相を解決するには、「魔法風景」を放たねばなりません。「魔法風景」は、逍遥舞人アムンマルバンダが旅の過程で獲得していきます(後述)。
 魔法使いと語り部は対立する立場にはなく、協力して物語を紡いでいきます。ワークショップ内で「混沌の呪縛」をすべて解き放つことができれば、魔法使いと語り部は「勝利」したことになります。逆に、時間内に「混沌の呪縛」のすべてを開放して真相を解き明かせなければ、魔法使いも語り部も「敗北」します。敗北したら混沌が広がり、ユルセルーム世界は滅亡します(!)。
 語り部が許可すれば、冒険マップシート内の好きな場所へ行くことができます(マップの外には出られません)。マップの具体的な箇所で何が起こるのかを想像し、語り合って互いにコミュニケーションを進めてください。
 なお、あらゆる最終的な決定権は、語り部にあります。
 魔法使いは、自分のステータスにあるいずれかの風景言葉と、語り部が設定した「混沌の呪縛」の効果を、想像力と話術で一致させることができた場合、魔法を発動させて、汚染された場所を「透色(すきいろ)」に変えることができます。一致できたかどうかは、語り部が決定します。なお、魔法使いはそれ以外の能力は、普通の人間と変わりません。
 透色になった「混沌の呪縛」は、「魔法風景」として魔法使いのうちに取り込まれます。(なお、取り込んだ「魔法風景」は、クエスト目的を解決するために、語り部が許可すればいつでも解き放つことができます(効果は語り部が決定します))




(PDFバージョン:kyuijinienotabi_fujitarei
●プロローグ

 今、この世界では三つの災厄が起こっている。
 牧草地での喪失の日々。魔女住まう森での呪詛と悪疫。乾き知らずの湿地での果てしない砂。これら三つの災厄を解決するのが、これからの物語の内容である。
 その者は、虫食いの牧草地にいた。この地で起きている、喪失の日々を解決するためである。名は、キュイジニエ。一部の人々には、即席の(インスタント)キュイジニエとして知られている旅人である。髪はぼさぼさで、前髪で両目が隠れている。食べ物に対しての関心が強く、他のことについてはあまり興味を示さない青年だ。
 彼はこの世界の絶品を食べ歩く旅をしていた。その旅の中で訪れたコルメスという交易の町で、三つの災厄についての話を耳にする。災厄によって世界中の食材が危機にさらされていることを知った彼は、食材を守るために災厄へと立ち向かうことを決意した。そうして彼は、きらきらと輝く脂ののった牛肉が絶品として知られる、虫食いの牧草地で起こっている災厄、喪失の日々の解決に向かったのである。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.161「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 宇宙要塞『神龍(シェンロン)』の悪夢」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~159掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 Vol.160には、「スペース闇金道――情報難民をさいなむドラッグ」が掲載されています。難民の出自ゆえに差別される情報体(インフォモーフ)にも金を貸す悪徳ヤミ金との関わりを通じ、『エクリプス・フェイズ』宇宙における経済制度とハッキングのルールを学べるようにデザインされています。細部がよく練られて、とっつきやすい作品です。
 イメージ・ソースは宮内悠介『スペース金融道』。また、ヤミ金については、漫画『ヤミ金ウシジマくん』が参考資料として使われています。

 そして、Vol.161に掲載された「宇宙要塞『神龍(シェンロン)』の悪夢」は、地球軌道上における(『エクリプス・フェイズ』世界の)中国軍の軌道要塞を探索する、という内容です。もともとはリゾート・ハビタットであった「フライトラップ」は、“大破壊(ザ・フォール)”で壊滅。その後は放置され老朽化し、かつての住民はほとんど残っていません。そのため、失われた地球のジャングルと呼ぶべき状態になっています。
 このフライトラップの設定や表題にある宇宙要塞「神龍(シェンロン)」は、漫画『ドラゴンボール』とは関係なく(笑)、未訳サプリメント『Sunward』に含まれた公式情報です。また、敵のデータも未訳サプリメント『X-Risks』からの引用です。抄訳もあるので、ミニデータ集として活用もできると思います。

 こんなところにデザイナーのアイデア・メモが!

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.160「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ スペース闇金道――情報難民をさいなむドラッグ」』

文:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム) 監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~154掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 Vol.155に掲載された「輝く月の夢を追い」は、セレブ女優マリア・シャイニングムーンの死んだクローンを追いかけて、地球軌道を巡る船に乗ったプレイヤー・キャラクターたちが、海賊砦「フレッシュ・キルズ」へ向かうというシナリオです。お馴染み、未訳サプリメント『Sunward』からの抄訳もあり。
 Vol.156掲載の「スペース・アウトロー伝説――緋牡丹のお竜」は、なんと任侠映画『緋牡丹博徒』シリーズを下敷きにした作品です。このシナリオはナノタトゥーについて、楽しみながら習得できるようデザインされています。
 Vol.157掲載の「ライデン・ベスティアリの方舟」は、行方不明になって久しい大型コロニー宇宙船「ライデン・ベスティアリ」を調査するというシナリオです。ラストには重大な決断を迫られます。シナリオには舞台の地図も添えられています。
 Vol.158の「恩讐のパラレル・プロセッサー」は、マッド・サイエンティストを追って、月の第2の都市シャクルへ入ったセンティネルたちが、そこで合成義体による大規模な暴動に鉢合わせしてしまう。というシナリオです。シナリオには義体を再着装する場面があるので、『エクリプス・フェイズ』の醍醐味とも言える義体の交換を楽しみながら体感できる仕様となっています。
 Vol.159に掲載された入門シナリオ「歯車の音 あるいは多元宇宙の崩壊」は、未訳サプリメント『X-RISKS』に掲載された、もっとも大掛かりなシナリオソースを活用したシナリオです。端的に言えば、現代SFのメタテーマであるシミュレーション仮説をシナリオに落とし込んでいるのです。世界の終わりという黙示録的なシチュエーションで緊張感を演出しています。

 Vol.160に「スペース闇金道――情報難民をさいなむドラッグ」が掲載されています。

 火星圏で契約労働を強いられる情報難民にサイバードラッグが蔓延している。そこに浮かび上がる悪徳金融業者の影。「闇金ウマジマくん」と呼ばれる男の狙いには、情報体に法外な利息で金を貸して儲けるだけではない何かがありそうだ……。

 本作は『エクリプス・フェイズ』の初心者用シナリオですが、難民の出自ゆえに差別される情報体(インフォモーフ)にも金を貸す悪徳ヤミ金との関わりを通じ、『エクリプス・フェイズ』宇宙における経済制度とハッキングのルールを学べるようにデザインされています。細部がよく練られて、とっつきやすい作品です。SFに苦手意識があるプレイヤーを誘うにもピッタリの作品でしょう。

「X橋」岡和田晃

(紹介文PDFバージョン:xbasishoukai_okawadaakira
 平田真夫さんの「都市伝説X」は、山野浩一さんの「四百字のX」のなかでも、「箱の中のX」を下敷きにしているのではないかと、先だって私は書きました。
 これを読んで刺激を受け、「X塔」や「同窓会X」の構造も創作的批評という形で応答できれば、面白いのではないかと思いました。そこで書いてみたのが、「X橋」です。

 先回りして解説しますと……「SF Prologue Wave」の編集長・片理誠さんの指摘によれば、「同窓会X」は、シリーズで唯一、本文に「X」が出てきません。
 「X」が私という存在の空虚さを象徴する記号だとすれば、それが無限に増殖していき、あたかも怪獣がごとく国家を困らせるのが「X塔」でありました。
 そこで、「同窓会X」に倣って本文に「X」を登場させず、「X塔」とは異なる方向性にできないかということで、「X橋」を考えてみました。保田與重郎やゲオルク・ジンメルを引くまでもなく、橋は社会と個人とをつなぐものですから。なお、「同窓会X」で「S」が出てくるのは、フロイトの「エス=Es」を含意しているのかもしれません。存在の不安。というわけですね。
 オマージュとしての出来は、平田さんの「都市伝説X」の方がはるかに上かと思いますが、「X橋」をお読みいただければ、「四百字のX」がやろうとしていたことが、よりはっきりと見えてくるのではないか。そう愚考する次第です。(岡和田晃)



(PDFバージョン:xbasi_okawadaakira
 ――山野浩一氏、平田真夫氏への応答として

 そぞろ歩いていたところ、噂に聞いた橋を見つけた。渡らず橋の呼称にふさわしく、大雨が降ると流されたりもしたようだ。橋の上を歩く人影は見当たらない。遠巻きには木造に見えたが、確かめてみると鉄筋で出来ていた。いや、角度によっては奇妙な光を放ち、未知の金属のように見えなくもない。飛び跳ねてみると、吊り橋のようにグニャグニャと揺れた。端から歩いてみたところ、ふと意識が薄れ、気づけば何時間も経っていた。図書館で由緒を調べてみたが、どこにも記録はなく、名前一つ付いていない。台風がやってきた。避難警報が出ていたが、無視して外に出る。あの橋が見えた。増量を重ねた川の水が橋を呑み込む。次の瞬間、何もなかったかのように橋は元通りとなっていた。なるほど、私はすべてを悟った。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.159「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 歯車の音 あるいは多元宇宙の崩壊」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。

 Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」は、SFにおけるポストヒューマン・テーマを、戦闘&調査のバランスよく体験できるシナリオ。
 Vol.144掲載の「スカイ・アーク・クライシス」は、恐竜パニック・アクションもので、ユニークな舞台設定についての情報も豊富。
 Vol.145掲載の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」はゲームブック形式の一人用シナリオ。ちょっと手を加えれば多人数用シナリオとすることもできます。
 Vol.146掲載の「ザ・ゾーン:失われたモスク」は、火星の危険地帯を探索するシナリオで、未訳サプリメントから舞台の抄訳も付いています。
 Vol.147掲載の「アビス・オブ・シンギュラリティ」は、小惑星隊を飛び回りながら陰謀劇をくぐり抜けるギャング映画のようなシナリオ。
 Vol.148掲載の「聖ニコラウス号の遭難」は、廃宇宙船をサルベージする探索シナリオ。ダンジョンや幽霊屋敷を探検するノリで冒険することができます。
 Vol.149掲載の「パンドラ・ゲート・キャノンボール」は、別名ワームホールすごろく。一人でも多人数でも、遊びながらパンドラ・ゲートの設定を習得できるスグレモノのボードゲームです。
 Vol.150掲載の「海洋惑星ドロップレットの危機」では、太陽系外惑星を舞台にした海洋ホラー映画のような冒険が楽しめます。未訳サプリメントから設定の抄訳もついており、公式サイトの無料マテリアルを使えば、さらに奥深い冒険が楽しめます。
 Vol.151掲載の「タイタンのゲーム・プレイヤーたち」では、タイタン連邦のドーム都市にて、チェスボクシングという“究極のスポーツ”にちなんだダイナミックなストーリー志向と、精密なハッキング戦が入り混じったシナリオになっています。
 Vol.152掲載の「滅びの星に声の網」は、太陽系外惑星、ニルヴァーナやモラヴェックを舞台に、トランスヒューマニズムの元にある宗教的・哲学的な部分を導入として用いつつ、ゲート・ホッピングなどダイナミックな物語的展開を味わえます。
 Vol.153に掲載された「金星蟹工船――ある鉱山労働者の死」は、ゲームマスターとプレイヤーがマンツーマンで遊べるようになっています。ストーリーの謎解きを楽しみながら、『エクリプス・フェイズ』独特の死と復活のルールを学べる仕様になっております。
 Vol.154の「ソードダンサー・オン・マーズ」は、オーソドックスなアクション&アドベンチャーを目指したシナリオで、目的は火星のオリンポス山で隠されたXリスクを排除するということ。未訳サプリメント『Sunward』の抄訳もあり、火星の荒野を旅するためのルールや、追加義体(モーフ)の「マーシャン・アルピナ-」が紹介されています。
 Vol.155に掲載された「輝く月の夢を追い」は、セレブ女優マリア・シャイニングムーンの死んだクローンを追いかけて、地球軌道を巡る船に乗ったプレイヤー・キャラクターたちが、海賊砦「フレッシュ・キルズ」へ向かうというシナリオです。お馴染み、未訳サプリメント『Sunward』からの抄訳もあり。
 Vol.156掲載の「スペース・アウトロー伝説――緋牡丹のお竜」は、なんと任侠映画『緋牡丹博徒』シリーズを下敷きにした作品です。このシナリオはナノタトゥーについて、楽しみながら習得できるようデザインされています。
 Vol.157掲載の「ライデン・ベスティアリの方舟」は、行方不明になって久しい大型コロニー宇宙船「ライデン・ベスティアリ」を調査するというシナリオです。ラストには重大な決断を迫られます。シナリオには舞台の地図も添えられています。
 Vol.158の「恩讐のパラレル・プロセッサー」は、マッド・サイエンティストを追って、月の第2の都市シャクルへ入ったセンティネルたちが、そこで合成義体による大規模な暴動に鉢合わせしてしまう。というシナリオです。シナリオには義体を再着装する場面があるので、『エクリプス・フェイズ』の醍醐味とも言える義体の交換を楽しみながら体感できる仕様となっています。

 Vol.159に掲載された入門シナリオ「歯車の音 あるいは多元宇宙の崩壊」は、未訳サプリメント『X-RISKS』に掲載された、もっとも大掛かりなシナリオソースを活用したシナリオです。端的に言えば、現代SFのメタテーマであるシミュレーション仮説をシナリオに落とし込んでいるのです。
 入門向けで遊びやすい仕上がりながら、世界の終わりという黙示録的なシチュエーションで緊張感を演出しています。
 「この世界が終わる」という言葉を残し、宇宙物理学者が失踪しました。その謎を折って、センティネルたちは地球から火星、そして土星の衛星へと赴くのです……。
 今回は増ページ。未訳サプリメント『Sunward』より、「地球の生存者」のサンプルキャラクターが訳出されています。データが気になる方も買って損はありません。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.158「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 恩讐のパラレル・プロセッサー」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。

 Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」は、SFにおけるポストヒューマン・テーマを、戦闘&調査のバランスよく体験できるシナリオ。
 Vol.144掲載の「スカイ・アーク・クライシス」は、恐竜パニック・アクションもので、ユニークな舞台設定についての情報も豊富。
 Vol.145掲載の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」はゲームブック形式の一人用シナリオ。ちょっと手を加えれば多人数用シナリオとすることもできます。
 Vol.146掲載の「ザ・ゾーン:失われたモスク」は、火星の危険地帯を探索するシナリオで、未訳サプリメントから舞台の抄訳も付いています。
 Vol.147掲載の「アビス・オブ・シンギュラリティ」は、小惑星隊を飛び回りながら陰謀劇をくぐり抜けるギャング映画のようなシナリオ。
 Vol.148掲載の「聖ニコラウス号の遭難」は、廃宇宙船をサルベージする探索シナリオ。ダンジョンや幽霊屋敷を探検するノリで冒険することができます。
 Vol.149掲載の「パンドラ・ゲート・キャノンボール」は、別名ワームホールすごろく。一人でも多人数でも、遊びながらパンドラ・ゲートの設定を習得できるスグレモノのボードゲームです。
 Vol.150掲載の「海洋惑星ドロップレットの危機」では、太陽系外惑星を舞台にした海洋ホラー映画のような冒険が楽しめます。未訳サプリメントから設定の抄訳もついており、公式サイトの無料マテリアルを使えば、さらに奥深い冒険が楽しめます。
 Vol.151掲載の「タイタンのゲーム・プレイヤーたち」では、タイタン連邦のドーム都市にて、チェスボクシングという“究極のスポーツ”にちなんだダイナミックなストーリー志向と、精密なハッキング戦が入り混じったシナリオになっています。
 Vol.152掲載の「滅びの星に声の網」は、太陽系外惑星、ニルヴァーナやモラヴェックを舞台に、トランスヒューマニズムの元にある宗教的・哲学的な部分を導入として用いつつ、ゲート・ホッピングなどダイナミックな物語的展開を味わえます。
 Vol.153に掲載された「金星蟹工船――ある鉱山労働者の死」は、ゲームマスターとプレイヤーがマンツーマンで遊べるようになっています。ストーリーの謎解きを楽しみながら、『エクリプス・フェイズ』独特の死と復活のルールを学べる仕様になっております。
 Vol.154の「ソードダンサー・オン・マーズ」は、オーソドックスなアクション&アドベンチャーを目指したシナリオで、目的は火星のオリンポス山で隠されたXリスクを排除するということ。未訳サプリメント『Sunward』の抄訳もあり、火星の荒野を旅するためのルールや、追加義体(モーフ)の「マーシャン・アルピナ-」が紹介されています。
 Vol.155に掲載された「輝く月の夢を追い」は、セレブ女優マリア・シャイニングムーンの死んだクローンを追いかけて、地球軌道を巡る船に乗ったプレイヤー・キャラクターたちが、海賊砦「フレッシュ・キルズ」へ向かうというシナリオです。お馴染み、未訳サプリメント『Sunward』からの抄訳もあり。
 Vol.156掲載の「スペース・アウトロー伝説――緋牡丹のお竜」は、なんと任侠映画『緋牡丹博徒』シリーズを下敷きにした作品です。このシナリオはナノタトゥーについて、楽しみながら習得できるようデザインされています。
 Vol.157掲載の「ライデン・ベスティアリの方舟」は、行方不明になって久しい大型コロニー宇宙船「ライデン・ベスティアリ」を調査するというシナリオです。ラストには重大な決断を迫られます。シナリオには舞台の地図も添えられています。

 そして、Vol.158の「恩讐のパラレル・プロセッサー」は、マッド・サイエンティストを追って、月の第2の都市シャクルへ入ったセンティネルたちが、そこで合成義体による大規模な暴動に鉢合わせしてしまう。というシナリオです。
 騒動の裏に潜むXリスクの真相とは、いったい何なのでしょうか?
 今回のイメージ・ソースはピーター・ワッツの『ブラインドサイト』。世界のSF賞7冠に輝いた作品です。
 シナリオは、未訳サプリメント『Rimward』や『Sunward』から義体などを多数、訳しており、追加データ集として活用することも可能です。
 また、シナリオには義体を再着装する場面があるので、『エクリプス・フェイズ』の醍醐味とも言える義体の交換を楽しみながら体感できる仕様となっています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.157「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ ライデン・ベスティアリの方舟」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。

 Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」は、SFにおけるポストヒューマン・テーマを、戦闘&調査のバランスよく体験できるシナリオ。
 Vol.144掲載の「スカイ・アーク・クライシス」は、恐竜パニック・アクションもので、ユニークな舞台設定についての情報も豊富。
 Vol.145掲載の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」はゲームブック形式の一人用シナリオ。ちょっと手を加えれば多人数用シナリオとすることもできます。
 Vol.146掲載の「ザ・ゾーン:失われたモスク」は、火星の危険地帯を探索するシナリオで、未訳サプリメントから舞台の抄訳も付いています。
 Vol.147掲載の「アビス・オブ・シンギュラリティ」は、小惑星隊を飛び回りながら陰謀劇をくぐり抜けるギャング映画のようなシナリオ。
 Vol.148掲載の「聖ニコラウス号の遭難」は、廃宇宙船をサルベージする探索シナリオ。ダンジョンや幽霊屋敷を探検するノリで冒険することができます。
 Vol.149掲載の「パンドラ・ゲート・キャノンボール」は、別名ワームホールすごろく。一人でも多人数でも、遊びながらパンドラ・ゲートの設定を習得できるスグレモノのボードゲームです。
 Vol.150掲載の「海洋惑星ドロップレットの危機」では、太陽系外惑星を舞台にした海洋ホラー映画のような冒険が楽しめます。未訳サプリメントから設定の抄訳もついており、公式サイトの無料マテリアルを使えば、さらに奥深い冒険が楽しめます。
 Vol.151掲載の「タイタンのゲーム・プレイヤーたち」では、タイタン連邦のドーム都市にて、チェスボクシングという“究極のスポーツ”にちなんだダイナミックなストーリー志向と、精密なハッキング戦が入り混じったシナリオになっています。
 Vol.152掲載の「滅びの星に声の網」は、太陽系外惑星、ニルヴァーナやモラヴェックを舞台に、トランスヒューマニズムの元にある宗教的・哲学的な部分を導入として用いつつ、ゲート・ホッピングなどダイナミックな物語的展開を味わえます。
 Vol.153に掲載された「金星蟹工船――ある鉱山労働者の死」は、ゲームマスターとプレイヤーがマンツーマンで遊べるようになっています。ストーリーの謎解きを楽しみながら、『エクリプス・フェイズ』独特の死と復活のルールを学べる仕様になっております。
 Vol.154の「ソードダンサー・オン・マーズ」は、オーソドックスなアクション&アドベンチャーを目指したシナリオで、目的は火星のオリンポス山で隠されたXリスクを排除するということ。未訳サプリメント『Sunward』の抄訳もあり、火星の荒野を旅するためのルールや、追加義体(モーフ)の「マーシャン・アルピナ-」が紹介されています。
 Vol.155に掲載された「輝く月の夢を追い」は、セレブ女優マリア・シャイニングムーンの死んだクローンを追いかけて、地球軌道を巡る船に乗ったプレイヤー・キャラクターたちが、海賊砦「フレッシュ・キルズ」へ向かうというシナリオです。お馴染み、未訳サプリメント『Sunward』からの抄訳もあり。
 Vol.156掲載の「スペース・アウトロー伝説――緋牡丹のお竜」は、なんと任侠映画『緋牡丹博徒』シリーズを下敷きにした作品です。このシナリオはナノタトゥーについて、楽しみながら習得できるようデザインされています。

 Vol.157掲載の「ライデン・ベスティアリの方舟」は、行方不明になって久しい大型コロニー宇宙船「ライデン・ベスティアリ」を調査するというシナリオです。
 最初にキリスト教神学のくびきから自由になった大学はオランダのライデン大学だという。干拓地から自分たちの国を創造したオランダ人たちは神の御業にならい、エデンの園を再現するべく、大学植物園や動物園を思想的に設計したという。
 ならば、私も我々知性化種(アップリフト)を人類というくびきから解放し、パラダイスに導こうではないか? その旅に何百年かかろうが、構わない。我々は自らのパラダイスを得るのだ。

 本シナリオにはライデン・ベスティアリの構造図や内部の図解が添えられ、各種勢力のデータが未訳サプリメント『X-RISKS』からの抄訳として添えられています。イメージ・ソースは人気アニメ『けものフレンズ』で、知っていればニヤリとする場面も。また、最後にはプレイヤーは重大な決断を迫られることになります。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.156「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ スペース・アウトロー伝説――緋牡丹のお竜」』

文:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。

 Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」は、SFにおけるポストヒューマン・テーマを、戦闘&調査のバランスよく体験できるシナリオ。
 Vol.144掲載の「スカイ・アーク・クライシス」は、恐竜パニック・アクションもので、ユニークな舞台設定についての情報も豊富。
 Vol.145掲載の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」はゲームブック形式の一人用シナリオ。ちょっと手を加えれば多人数用シナリオとすることもできます。
 Vol.146掲載の「ザ・ゾーン:失われたモスク」は、火星の危険地帯を探索するシナリオで、未訳サプリメントから舞台の抄訳も付いています。
 Vol.147掲載の「アビス・オブ・シンギュラリティ」は、小惑星隊を飛び回りながら陰謀劇をくぐり抜けるギャング映画のようなシナリオ。
 Vol.148掲載の「聖ニコラウス号の遭難」は、廃宇宙船をサルベージする探索シナリオ。ダンジョンや幽霊屋敷を探検するノリで冒険することができます。
 Vol.149掲載の「パンドラ・ゲート・キャノンボール」は、別名ワームホールすごろく。一人でも多人数でも、遊びながらパンドラ・ゲートの設定を習得できるスグレモノのボードゲームです。
 Vol.150掲載の「海洋惑星ドロップレットの危機」では、太陽系外惑星を舞台にした海洋ホラー映画のような冒険が楽しめます。未訳サプリメントから設定の抄訳もついており、公式サイトの無料マテリアルを使えば、さらに奥深い冒険が楽しめます。
 Vol.151掲載の「タイタンのゲーム・プレイヤーたち」では、タイタン連邦のドーム都市にて、チェスボクシングという“究極のスポーツ”にちなんだダイナミックなストーリー志向と、精密なハッキング戦が入り混じったシナリオになっています。
 Vol.152掲載の「滅びの星に声の網」は、太陽系外惑星、ニルヴァーナやモラヴェックを舞台に、トランスヒューマニズムの元にある宗教的・哲学的な部分を導入として用いつつ、ゲート・ホッピングなどダイナミックな物語的展開を味わえます。
 Vol.153に掲載された「金星蟹工船――ある鉱山労働者の死」は、ゲームマスターとプレイヤーがマンツーマンで遊べるようになっています。ストーリーの謎解きを楽しみながら、『エクリプス・フェイズ』独特の死と復活のルールを学べる仕様になっております。
 Vol.154の「ソードダンサー・オン・マーズ」は、オーソドックスなアクション&アドベンチャーを目指したシナリオで、目的は火星のオリンポス山で隠されたXリスクを排除するということ。未訳サプリメント『Sunward』の抄訳もあり、火星の荒野を旅するためのルールや、追加義体(モーフ)の「マーシャン・アルピナ-」が紹介されています。
 Vol.155に掲載された「輝く月の夢を追い」は、セレブ女優マリア・シャイニングムーンの死んだクローンを追いかけて、地球軌道を巡る船に乗ったプレイヤー・キャラクターたちが、海賊砦「フレッシュ・キルズ」へ向かうというシナリオです。お馴染み、未訳サプリメント『Sunward』からの抄訳もあり。

 そして今回のVol.156掲載の「スペース・アウトロー伝説――緋牡丹のお竜」は、なんと任侠映画『緋牡丹博徒』シリーズを下敷きにした作品です。娘盛りを渡世にかけて、張った身体に紅蓮を燃やす……。この、いったいどこがSFなのかと首をかしげる方もおられるでしょうが、それがSFになってしまうのですから不思議です。
 というのも、ナノタトゥーの設定があるからですね。このシナリオはナノタトゥーについて、楽しみながら習得できるようデザインされています。
 私は、2017年の9月1日から3日まで熱海で開催された「TRPGフェス」という大規模イベントでも、このシナリオを発売前にゲームマスターしてみたのですが、大いに盛り上がりました。攻略難易度はやさしめなので、初心者向けにピッタリですね。
 「緋牡丹博徒」の予告編はウェブで観られますから、これを活用すると大いに盛り上がります。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.155「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド 輝く月の夢を追い」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。

 Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」は、SFにおけるポストヒューマン・テーマを、戦闘&調査のバランスよく体験できるシナリオ。
 Vol.144掲載の「スカイ・アーク・クライシス」は、恐竜パニック・アクションもので、ユニークな舞台設定についての情報も豊富。
 Vol.145掲載の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」はゲームブック形式の一人用シナリオ。ちょっと手を加えれば多人数用シナリオとすることもできます。
 Vol.146掲載の「ザ・ゾーン:失われたモスク」は、火星の危険地帯を探索するシナリオで、未訳サプリメントから舞台の抄訳も付いています。
 Vol.147掲載の「アビス・オブ・シンギュラリティ」は、小惑星隊を飛び回りながら陰謀劇をくぐり抜けるギャング映画のようなシナリオ。
 Vol.148掲載の「聖ニコラウス号の遭難」は、廃宇宙船をサルベージする探索シナリオ。ダンジョンや幽霊屋敷を探検するノリで冒険することができます。
 Vol.149掲載の「パンドラ・ゲート・キャノンボール」は、別名ワームホールすごろく。一人でも多人数でも、遊びながらパンドラ・ゲートの設定を習得できるスグレモノのボードゲームです。
 Vol.150掲載の「海洋惑星ドロップレットの危機」では、太陽系外惑星を舞台にした海洋ホラー映画のような冒険が楽しめます。未訳サプリメントから設定の抄訳もついており、公式サイトの無料マテリアルを使えば、さらに奥深い冒険が楽しめます。
 Vol.151掲載の「タイタンのゲーム・プレイヤーたち」では、タイタン連邦のドーム都市にて、チェスボクシングという“究極のスポーツ”にちなんだダイナミックなストーリー志向と、精密なハッキング戦が入り混じったシナリオになっています。
 Vol.152掲載の「滅びの星に声の網」は、太陽系外惑星、ニルヴァーナやモラヴェックを舞台に、トランスヒューマニズムの元にある宗教的・哲学的な部分を導入として用いつつ、ゲート・ホッピングなどダイナミックな物語的展開を味わえます。
 Vol.153に掲載された「金星蟹工船――ある鉱山労働者の死」は、ゲームマスターとプレイヤーがマンツーマンで遊べるようになっています。ストーリーの謎解きを楽しみながら、『エクリプス・フェイズ』独特の死と復活のルールを学べる仕様になっております。
 Vol.154の「ソードダンサー・オン・マーズ」は、オーソドックスなアクション&アドベンチャーを目指したシナリオで、目的は火星のオリンポス山に隠されたXリスクを排除するということ。わかりやすい内容になっています。未訳サプリメント『Sunward』の抄訳もあり、火星の荒野を旅するためのルールや、追加義体(モーフ)の「マーシャン・アルピナ-」が紹介されています。

 今回、「Role&Roll」Vol.155に掲載された「輝く月の夢を追い」は、セレブ女優マリア・シャイニングムーンの死んだクローンを追いかけて、地球軌道を巡る船に乗ったプレイヤー・キャラクターたちが、海賊砦「フレッシュ・キルズ」へ向かうというシナリオです。お馴染み、未訳サプリメント『Sunward』からの抄訳もあり、海賊王スガリ・アリの設定は、シナリオを自作する際にも有用かと思います。

「赤との混色」葉月雨音+岡和田晃

(紹介文PDFバージョン:akatonokonnshokushoukai_okawadaakira
〈「ポップカルチャー論」学生優秀作〉
 「SF Prologue Wave」は日本SF作家クラブの総会で公認され、有志によって運営されるネットマガジンです。その関係から、寄稿者は基本的に、SF作家クラブ会員ないし、その推薦を受けた、現在プロとして活躍中の作家ということになります。
 いずれも興味深い作品が展開されていますが、他方で、よりみずみずしい原石のような才能の煌めきに触れてみたい、という方もいらっしゃるでしょう。
 そこで今回は、十代後半から二十代前半、現役の大学生が書いた作品をご紹介していきたいと思います。経緯は以下の通り……。

 私(岡和田)は、二〇一五年から大学で非常勤講師をつとめているのですが、二〇一六年より、勤務先の群馬県の共愛学園前橋国際大学で「ポップカルチャー論」を受け持つことになりました。
 SF・ファンタジー文学の古典を講読しつつ、映像資料を交え、ロールプレイングゲームの方法論を応用したワークショップを展開するなど、さまざまな角度から、単に消費者としての姿勢から一歩踏み出し、ポップカルチャーを学術的かつ批評的に分析する教養を身に着けることを主眼としてきました。二〇一六年の受講生は六十数名。
 期末レポートの課題では、創作と評論、双方をOKとしたのですが、創作として提出されたもののうち、優秀作を皆さんにご紹介したいと思います。今回お披露目する、葉月雨音さん(ペンネーム)の小説「赤との混色」は、二〇一六年の講義から生まれた優秀作。一風変わったホラー作品です。
 「ポップカルチャー論」では、モダン・ホラーについても時間を割き、J・S・シェリダン・レ=ファニュ『カーミラ』、H・P・ラヴクラフト『ダゴン』、藤子・F・不二雄『流血鬼』といった古典的な作品を読み、また吸血鬼文学の歴史についても講義しました。
 それとともに、ゴシックパンクRPG『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』の日本語展開に関わった岩田恵・徳岡正肇の両氏をゲスト講師としてお招きし、同作を応用したキャラクターメイキングやライフパス、簡単なストーリーテリング体験ができるワークショップを展開しました。「赤との混色」は、こうした経緯で生まれた作品なのです。
 ちなみに、『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』は、アメリカ・ホワイトウルフ社が開発した作品で、とりわけ一九九〇年代にはRPG界をほとんど席捲する勢いで、TVドラマにもなりました。現在も根強い人気を誇ります。アトリエサード社より日本語版が出たときには「SFマガジン」や「SFオンライン」で大きく紹介が出ました。つい最近も、関連作品がPCゲームとしてアナウンスされたばかりです。
 有名どころでは、ナンシー・コリンズの〈ソーニャ・ブルー〉シリーズ(ハヤカワ文庫FT)は『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』のシェアードワールドでもあります。映画・原作ともに大ヒットした『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』や、〈トワイライト〉シリーズとも響き合う内容と言えるでしょう。
 『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』の大きな特徴として、貴族のようなヴェントルー氏族、暴れ者だが哲学者のような思慮も持つブルハー氏族、野生を忘れないギャンレル氏族、魔術を用いるトレメール氏族、芸術を愛するトレアドール氏族など、ドラキュラ伯爵のようなイメージに留まらない多彩なヴァンパイア像が提示されています。
 そして「赤との混色」は、そのトレアドール氏族の設定が参考にされています。芸術に魅せられた大学生の語りで進められる作品なのですが、決して「わたし」という一人称を使わず、随所で「赤」のイメージが多重に混交されていく筆致も魅力的。
 なお、ワークショップとして提出された小説の執筆者は、その多くが小説を書くこと自体初めてで、日頃、本を読む習慣すらなかった受講生もいたほど。大学での講義そのものも、プロの作家を育てるよりも大学生に期待される学術的な知見の習得を重視していました。それゆえ課題として提出された小説も、創作的批評としての習熟度という観点から採点を行っております。この点が、他の「SF Prologue Wave」掲載作とは大きく異なります。あらかじめ、ご諒承ください。
 「SF Prologue Wave」での公開にあたっては、片理誠編集長の助言を参考に、岡和田晃が補作を行いました。




(PDFバージョン:akatonokonnshoku_hadukiamane
 真っ白なキャンバスへ色鮮やかなパレットから色を移す。赤を、青を、黄を移していく。鮮やかな色の次は、淡い色。茜を重ね、蒼を加え、橙を混ぜていく。そうやって望む形を、質感を、表現するに相応しい色を探していく……。
 絵を描くことが好きなわけではない。ただ描きたい「もの」があるから筆を動かしているだけ。大学へも、その「もの」を表現するやり方が知りたいから来ているだけ。
 咳き込む。どうにも体調がよくない。妙に身体が重いのだ。もう何年もこの状態が続いているが、いっこうに慣れない。
 不意に、ノックの音が響く。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.154「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド ソードダンサー・オン・マーズ」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。

 Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」は、SFにおけるポストヒューマン・テーマを、戦闘&調査のバランスよく体験できるシナリオ。
 Vol.144掲載の「スカイ・アーク・クライシス」は、恐竜パニック・アクションもので、ユニークな舞台設定についての情報も豊富。
 Vol.145掲載の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」はゲームブック形式の一人用シナリオ。ちょっと手を加えれば多人数用シナリオとすることもできます。
 Vol.146掲載の「ザ・ゾーン:失われたモスク」は、火星の危険地帯を探索するシナリオで、未訳サプリメントから舞台の抄訳も付いています。
 Vol.147掲載の「アビス・オブ・シンギュラリティ」は、小惑星隊を飛び回りながら陰謀劇をくぐり抜けるギャング映画のようなシナリオ。
 Vol.148掲載の「聖ニコラウス号の遭難」は、廃宇宙船をサルベージする探索シナリオ。ダンジョンや幽霊屋敷を探検するノリで冒険することができます。
 Vol.149掲載の「パンドラ・ゲート・キャノンボール」は、別名ワームホールすごろく。一人でも多人数でも、遊びながらパンドラ・ゲートの設定を習得できるスグレモノのボードゲームです。
 Vol.150掲載の「海洋惑星ドロップレットの危機」では、太陽系外惑星を舞台にした海洋ホラー映画のような冒険が楽しめます。未訳サプリメントから設定の抄訳もついており、公式サイトの無料マテリアルを使えば、さらに奥深い冒険が楽しめます。
 Vol.151掲載の「タイタンのゲーム・プレイヤーたち」では、タイタン連邦のドーム都市にて、チェスボクシングという“究極のスポーツ”にちなんだダイナミックなストーリー志向と、精密なハッキング戦が入り混じったシナリオになっています。
 Vol.152掲載の「滅びの星に声の網」は、太陽系外惑星、ニルヴァーナやモラヴェックを舞台に、トランスヒューマニズムの元にある宗教的・哲学的な部分を導入として用いつつ、ゲート・ホッピングなどダイナミックな物語的展開を味わえます。
 Vol.153に掲載された「金星蟹工船――ある鉱山労働者の死」は、ゲームマスターとプレイヤーがマンツーマンで遊べるようになっています。ストーリーの謎解きを楽しみながら、『エクリプス・フェイズ』独特の死と復活のルールを学べる仕様になっております。

 そして、Vol.154の「ソードダンサー・オン・マーズ」は、オーソドックスなアクション&アドベンチャーを目指したシナリオで、目的は火星のオリンポス山に隠されたXリスクを排除するということ。わかりやすい内容になっています。キャラクター造形や舞台の風景描写にこだわっており、SFは不必要に難しいという先入観を取り払うのには最適なシナリオです。
 参考にしたのは、『ブルー・マーズ』が創元SF文庫から邦訳されたばかりの、キム・スタンリー・ロビンスンの“火星三部作”とはいえ、シナリオを読んだり運用したりするにあたって、“火星三部作”についての予備知識は一切必要ありません。
 また、未訳サプリメント『Sunward』の抄訳もあり、火星の荒野を旅するためのルールや、追加義体(モーフ)の「マーシャン・アルピナ-」が紹介されています。火星を舞台にしたシナリオを自作し、あるいは小説創作を試みるためにも、必須の作品と言えるでしょう。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.153「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 金星蟹工船――ある鉱山労働者の死」』

文:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、岡和田晃、(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。

 Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」は、SFにおけるポストヒューマン・テーマを、戦闘&調査のバランスよく体験できるシナリオ。
 Vol.144掲載の「スカイ・アーク・クライシス」は、恐竜パニック・アクションもので、ユニークな舞台設定についての情報も豊富。
 Vol.145掲載の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」はゲームブック形式の一人用シナリオ。ちょっと手を加えれば多人数用シナリオとすることもできます。
 Vol.146掲載の「ザ・ゾーン:失われたモスク」は、火星の危険地帯を探索するシナリオで、未訳サプリメントから舞台の抄訳も付いています。
 Vol.147掲載の「アビス・オブ・シンギュラリティ」は、小惑星隊を飛び回りながら陰謀劇をくぐり抜けるギャング映画のようなシナリオ。
 Vol.148掲載の「聖ニコラウス号の遭難」は、廃宇宙船をサルベージする探索シナリオ。ダンジョンや幽霊屋敷を探検するノリで冒険することができます。
 Vol.149掲載の「パンドラ・ゲート・キャノンボール」は、別名ワームホールすごろく。一人でも多人数でも、遊びながらパンドラ・ゲートの設定を習得できるスグレモノのボードゲームです。
 Vol.150掲載の「海洋惑星ドロップレットの危機」では、太陽系外惑星を舞台にした海洋ホラー映画のような冒険が楽しめます。未訳サプリメントから設定の抄訳もついており、公式サイトの無料マテリアルを使えば、さらに奥深い冒険が楽しめます。
 Vol.151掲載の「タイタンのゲーム・プレイヤーたち」では、タイタン連邦のドーム都市にて、チェスボクシングという”究極のスポーツ”にちなんだダイナミックなストーリー志向と、精密なハッキング戦が入り混じったシナリオになっています。
 Vol.152掲載の「滅びの星に声の網」は、太陽系外惑星、ニルヴァーナやモラヴェックを舞台に、トランスヒューマニズムの元にある宗教的・哲学的な部分を導入として用いつつ、ゲート・ホッピングなどダイナミックな物語的展開を味わえます。

 今回、Vol.153に掲載された「金星蟹工船――ある鉱山労働者の死」は、『エクリプス・フェイズ』入門向けのシナリオですが、ゲームマスターとプレイヤーがマンツーマンで遊べるようになっています。ストーリーの謎解きを楽しみながら、『エクリプス・フェイズ』独特の死と復活のルールを学べる仕様になっております。もっとも、少しの工夫で多人数用のシナリオにすることも可能です。
 金星蟹工船とは小林多喜二の小説に由来するネーミングですが、金星の浮遊都市(エアロスタット)の外で、平均気温470℃、90気圧、硫酸の雨のなか、過酷な鉱山労働に勤しむロボティック・シェルのタコ部屋めいた労働を意味しています。
 このインパクトは相当なものだったので、Twitterでもかなりの話題になりました。ぜひ遊んでみてください。

『幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌「ナイトランド・クォータリー」Vol.9「悪夢と幻影」掲載「ポストヒューマニズム、紀貫之、ロールプレイングゲーム――ケン・リュウと『エクリプス・フェイズ』を語る」』

執筆:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「ナイトランド・クォータリー」(アトリエサード/書苑新社)は、幻視者のためのホラー&ダークファンタジー専門誌と銘打っており、前身たる「ナイトランド誌」(トライデントハウス)のコンセプトを引き継ぎ、海外の優れた幻想文学やSFを精力的に日本へ翻訳・紹介しています。
 「SFセミナー2017」でも例年通り「ナイトランドの部屋」が催されるなど、SF系イベントの露出も多い媒体です。

 さて、この「ナイトランド・クォータリー」Vol.6には、ケン・リュウによる『エクリプス・フェイズ』小説「しろたえの袖(スリーヴ)――拝啓、紀貫之どの」(翻訳:待兼音二郎、監修&解説:岡和田晃)が掲載されました。(http://prologuewave.com/archives/5852

 2017年4月22日~23日に横浜市開港記念会館で開催されたSFコンベンション「はるこん2017」では、「はるこんで新世紀のポストヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』を体験しよう!」という企画が実現になりました。
 ここではゲームの体験のほか、22日にはケン・リュウ氏とのトークイベントも実現しました。その模様を具体的に紹介している次第です。『エクリプス・フェイズ』の世界観解釈に役立つのみならず、広くSF論、文学論としても興味深い内容かと思います。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.152「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 滅びの星に声の網」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、協力:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 今回ご紹介する「Role&Roll」Vol.152では、「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 滅びの星に声の網」が掲載されています。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。

 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.151「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド タイタンのゲーム・プレイヤーたち」』

文:岡和田晃、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 今回ご紹介する「Role&Roll」Vol.151では、「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド タイタンのゲーム・プレイヤーたち」が掲載されています。

 『エクリプス・フェイズ』の初心者から経験者まで、安心して楽しくプレイできる入門シナリオ&運用ガイド。命がけで究極のゲーム”チェスボクシング”に勝利せよ! 技術先進主義を奉じるタイタン連邦で、ハッキング戦に挑め!

 というコンセプトの記事。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.150「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 海洋惑星ドロップレットの危機」』

文:朱鷺田祐介、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 今回ご紹介する「Role&Roll」Vol.150では、「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 海洋惑星ドロップレットの危機」が掲載されています。


 10億年前に遡る超古代遺跡「トードストゥール」がある太陽系外惑星「ドロップレット」。巨大ウナギの住む島にいる遺跡調査隊の支援に向かったセンティネルたちは謎の事件に巻き込まれる……。


 というコンセプトの記事。海洋ホラー映画のようなシナリオですね。

『「『エクリプス・フェイズ』ワールドガイド ドロップレット(DROPLET)」が、公式サイトから無料ダウンロード可能に!』

文:朱鷺田祐介、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 以前、「SF Prologue Wave」で、『エクリプス・フェイズ』の体験版「ヘリオンズ・エッグ」が、日本語版公式サイトで無料ダウンロード可能になったことをお伝えしましたが、続いて、無料サポート・マテリアルの登場です。

 今回、ダウンロード可能になったのは「ワールドガイド ドロップレット(DROPLET)」。
 基本ルールブックではサポートされていない、未訳サプリメント『Gatecrashing』および『X-Risks』に掲載された設定やデータを抄訳・再整理したものです。

・「Role&Roll」公式サイト内『エクリプス・フェイズ』日本語版サポートページ
 「ユーザーサポート」内よりダウンロード可能
 http://r-r.arclight.co.jp/wp-content/uploads/2017/04/Droplet_web1.pdf

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.149「『エクリプス・フェイズ』ワームホールすごろく パンドラ・ゲート・キャノンボール」』

文:待兼音二郎、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事は、継続的に紹介して参りました。
 
 今回ご紹介する「Role&Roll」Vol.149では、『エクリプス・フェイズ』ワームホールすごろく「パンドラ・ゲート・キャノンボール」が掲載されています。

 ゲート・クラッシャーの諸君!
 パンドラ・ゲート・キャノンボール選手権にようこそ。本レースは太陽系に存在する五つのパンドラ・ゲートを最速で巡ることを競うものだ。世界最速のゲート・クラッシャーとなり、豪華賞品を獲得せよ!

 というコンセプトの記事。どうです、胸が熱くなってきませんか?

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.148「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 聖ニコラウス号の遭難」』

執筆:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事は、継続的に紹介して参りました。

 今回ご紹介する「Role&Roll」Vol.148では、『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ「聖ニコラウス号の遭難」が掲載されています。
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。

 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。

 Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」は、SFにおけるポストヒューマン・テーマを、戦闘&調査のバランスよく体験できるシナリオ。
 Vol.144掲載の「スカイ・アーク・クライシス」は、恐竜パニック・アクションもので、ユニークな舞台設定についての情報も豊富。
 Vol.145掲載の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」はゲームブック形式の一人用シナリオ。ちょっと手を加えれば多人数用シナリオとすることもできます。
 Vol.146掲載の「ザ・ゾーン:失われたモスク」は、火星の危険地帯を探索するシナリオで、未訳サプリメントから舞台の抄訳も付いています。
 Vol.147掲載の「アビス・オブ・シンギュラリティ」は、小惑星隊を飛び回りながら陰謀劇をくぐり抜けるギャング映画のようなシナリオ。

 いずれも、ゲームマスターやプレイグループの嗜好性に合わせて、用いるシナリオを選択するのが吉と思います。「スパイダー・ローズの孤独」と「アビス・オブ・シンギュラリティ」、あるいは「スカイ・アーク・クライシス」と「ザ・ゾーン:失われたモスク」は、それぞれ連続して遊んでも面白いものと思います。

 さて、では今回の「聖ニコラウス号の遭難」はどういうシナリオなのでしょうか。

 通信が絶え、小惑星隊を漂流する密輸貨物船「聖ニコラウス」に、Xリスクが紛れ込んでいるとの情報を得たファイアウォールのセンティネルたち。プロクシの司令は明確だった。「聖ニコラウス号に何が積み込まれていたか? 聖ニコラウス号で何が起きたか? この二点を明らかにせよ。そして、そこにXリスクが関わっていたならば、解決せよ」

 わかりやすいですね。
 そう、今回は廃宇宙船を探索するシナリオ。ファンタジーRPGだとダンジョン、ホラーRPGならば幽霊屋敷にもぐっていくようなイメージで問題ありません。
 イベントや指示、地図などが充実した内容で、不慣れなゲームマスターでも運用がしやすい内容に仕上がっています。

「『エクリプス・フェイズ』体験版「ヘリオンズ・エッグ」が、公式サイトから無料ダウンロード可能に!」

執筆:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「SF Prologue Wave」を読んで『エクリプス・フェイズ』を遊んでみたいが大判のルールブックをいきなり買うのは気が引ける……という皆さんに、ビッグニュースです。
 「Role&Roll」Vol.92に掲載された『エクリプス・フェイズ』体験版「ヘリオンズ・エッグ」が、『エクリプス・フェイズ』公式サイトでダウンロード可能になりました。

「ヘリオンズ・エッグ」ダウンロード(PDFファイル)

「ヘリオンズ・エッグ」用サンプル・キャラクター(PDFファイル)

 見開き2ページ×2セット(合計4ページ)で、『エクリプス・フェイズ』の世界観とルール・サマリーが簡潔にまとめられています。
 残り6ページはシナリオです。これはゲームマスターをやる人以外、読んではいけません。展開を割ってしまうからです。どうしても読みたい、あるいは既に読んでしまった人は……。観念してゲームマスターをやりましょう(笑)。
 サンプル・キャラクターは「ヘリオンズ・エッグ」用に最低限の記述で簡略化されたもの。ルールブック掲載のものとは微妙に異なりますが、体験ゲーム・セッションはこれで充分かと思います。

 ちなみに、すぐに一緒に卓を囲む仲間が見つからなくとも、「ヘリオンズ・エッグ」があれば、Role&Roll Vol.145の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」でソロ・アドベンチャーを楽しむことが可能です。このソロアドベンチャーでは武器データも本文中に盛り込まれているので、体験版「ヘリオンズ・エッグ」PDFのルール・サマリーと組み合わせれば、「ヘリオンズ・エッグ」の4人以外でも遊ぶことができます。「ヘリオンズ・エッグ」に出てくる4人のほか、どんな連中がいるのか眺めてみるのも面白いと思います。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.147「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド アビス・オブ・シンギュラリティ」』

執筆:岡和田晃、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事は、継続的に紹介して参りました。

 今回ご紹介する「Role&Roll」Vol.147では、『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド「スカイ・アーク・クライシス」が掲載されています。
 「Role&Roll」にはこれまで、Vol.92からの体験版や、「エントリー・ミッション」という有名SF作品へのオマージュを含んだシナリオが掲載されてきました。
 その流れを受け、Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」はブルース・スターリングの『蝉の女王』をイメージしたもの。
 Vol.144掲載の「スカイ・アーク・クライシス」は、マイクル・クライトン原作のSF映画『ジュラシック・パーク』のオマージュでした。
 Vol.145掲載の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」はうって変わって一人用のシナリオ。ゲームブックのように遊びながら、自然にルールが習得できるスグレモノ。
 Vol.146掲載の「ザ・ゾーン:失われたモスク」は、火星のティターンズ検疫ゾーン(TQZ)、通称「ザ・ゾーン」を舞台にしたシナリオで、サプリメント『Sunward』(未訳)から設定の抄訳も付されています。

 今回の「アビス・オブ・シンギュラリティ」は、火星や木星周辺の小惑星帯を飛び回りながら、「弾幕」をかいくぐり、超・人類(トランスヒューマン)を誘惑する超技術の正体を探るというシナリオです。
 慣れていない人でもゲームマスターができるように、シナリオの構造自体は単純化し、その代わりにアクションを派手目にしたノワール調の内容にしてあります。Vol.143の「スパイダー・ローズの孤独」と対になるような内容ですので、連続して遊んでみるのも一興でしょう。
 なおアクション・シーンでは、ルールブックにこっそり記載されている風変わりなルールを活用するシーンがあり、『エクリプス・フェイズ』経験者の方を含めて大いに笑っていただけると思います。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.146「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ ザ・ゾーン:失われたモスク」』

執筆:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、協力:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事は、継続的に紹介して参りました。

 今回ご紹介する「Role&Roll」Vol.146では、『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ「ザ・ゾーン:失われたモスク」が掲載されています。
 「Role&Roll」にはこれまで、Vol.92からの体験版や、「エントリー・ミッション」という有名SF作品へのオマージュを含んだシナリが掲載されてきました。
 その流れを汲み、Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」はブルース・スターリングの『蝉の女王』をイメージしたもの。
 Vol.144掲載の「スカイ・アーク・クライシス」は、マイクル・クライトン原作のSF映画『ジュラシック・パーク』へのオマージュでした。
 Vol.145の「女博士エヴァ・イオネスコの受難」はうって変わって一人用のシナリオ。ゲームブックのように遊びながら、自然にルールが習得できるスグレモノでした。

 今号の「Role&Roll」Vol.146に掲載される「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ ザ・ゾーン:失われたモスク」は、火星のティターンズ検疫ゾーン(TQZ)、通称「ザ・ゾーン」を舞台にしたシナリオです。
 「ザ・ゾーン」とは、未訳シナリオ「ゾーン・ストーカーズ」の舞台でもあります。ここは“大破壊(ザ・フォール)”以前に、もっとも植民が進んでいた場所であり、それゆえティターンズの攻撃がもっとも激しかった場所です。
 今では侵入が禁止されていますが、なかには危険なウォーボットやナノスウォームが徘徊していると噂されます。そんな危険地帯で、スリルたっぷりの冒険が繰り広げられるのです!

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.145「『エクリプス・フェイズ』1人用入門ミッション 女博士エヴァ・イヨネスコの受難」』

執筆:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年 Vol.1発売)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事は、継続的に紹介して参りました。

 今回ご紹介する「Role&Roll」Vol.145では、「『エクリプス・フェイズ』1人用入門ミッション 女博士エヴァ・イヨネスコの受難」が掲載されています。
 これは、まったく新しい試みです。パラグラフ選択式のソロ・アドベンチャー、すなわち楽しみながらルールを習得できるゲームブックとなっているわけです。

 秀逸なのは、たとえルールブックを持っていなくても、日本語版公式サイトからサマリーをダウンロードするか、「Role&Roll」Vol.92のルール・サマリーを用いて遊ぶことができるようにもなっています。
 なお、Vol.92は売り切れということですが、同号の『エクリプス・フェイズ』関係の特集記事は近々公式サイトでダウンロードできるようになる予定です。

 さて、今回のソロ・アドベンチャーの主役は、読者のあなた。あなたは「スカムの用心棒」となり、小惑星ニサ(44 Nysa)にあるエクストロピア・ステーションで、誘拐された要人の救出任務を請け合うことになります。戦闘時の敵の動きは自動処理できるようになっており、ゲームブックでは往々にして過剰に簡略化されがちな戦闘についても楽しめるようになっています。
 第1幕:情報収集、第2幕:救出戦闘という2幕構成になっているのですが、実は紙幅の都合で割愛された序幕があります。
 ミッションの依頼主であるファイアウォールのプロクシ、ジェスパーによる模擬戦闘のパートです。
 以下、待兼音二郎さんのブログに採録されていた序幕を、こちらでも紹介させていただきます。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.144「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ スカイ・アーク・クライシス」』

執筆:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、協力:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年 Vol.1発売)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事は、継続的に紹介して参りました。

 今回ご紹介する「Role&Roll」Vol.144では、『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ「スカイ・アーク・クライシス」が掲載されています。
 「Role&Roll」にはこれまで、Vol.92からの体験版や、「エントリー・ミッション」という有名SF作品へのオマージュを含んだシナリオが掲載されてきました。
 その流れを汲み、Vol.143掲載の「スパイダー・ローズの孤独」はブルース・スターリングの『蝉の女王』をイメージしたものですが、今回の「スカイ・アーク・クライシス」は、マイクル・クライトン原作の映画『ジュラシック・パーク』のオマージュです。

 今回の記事はゲームのシナリオだけではなく、未訳サプリメント『Gatecrashing』から舞台となる惑星スカイ・アークの設定が、同じく未訳サプリメントの『X-Risks』からは、「輝く聖者の教会」の背景が訳出されています(いずれも抄訳)。

 惑星スカイ・アークは地球型。太陽系外にあるので、パンドラ・ゲートを抜けて向かうことになります。この惑星が面白いのは、地球由来の生物を保護し、あるいは絶滅した動物を復活させたりするところです。もちろん、環境保護主義者らは反対していますので、そうした対立構造はシナリオのネタにピッタリだと思います。

 輝く聖者の教会は、キリスト教系の終末論カルト。『エクリプス・フェイズ』の重要な設定である“大破壊(ザ・フォール)”や、ティターンズの設定とも絡んできますし、木星共和国など既存の勢力と同居させれば、シナリオにいっそうの奥行きが生まれます。噂では、新たなエクスサージェント・ウイルスもあるとか!?

 シナリオそのものは、わかりやすい3部構成。豊富なアクションと場面転換で飽きさせない内容になっています。ラスボスは強敵、あなたのセンティネルは無事に生還できるでしょうか?

『幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌「ナイトランド・クォータリー」Vol.6「奇妙な味の物語」掲載、ケン・リュウ「しろたえの袖(スリーヴ)――拝啓、紀貫之どの」&「トランスヒューマン時代の太陽系――『エクリプス・フェイズ』とシェアードワールド」』

小説翻訳:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム) 監修&解説:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「ナイトランド・クォータリー」(アトリエサード/書苑新社)は、幻視者のためのホラー&ダークファンタジー専門誌と銘打っており、前身たる「ナイトランド誌」(トライデントハウス)のコンセプトを引き継ぎ、海外の優れた幻想文学やSFを精力的に日本へ翻訳・紹介しています。

 版元のアトリエサード社は、『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』や『ヒーローウォーズ』等、海外の会話型RPGを手がけていたこともあり、「SF Prologue Wave」の「『エクリプス・フェイズ』の英語版アンソロジー小説が発売開始!」という告知が編集者の目にとまったことから、このたび、アンソロジー「Eclipse Phase: After the Fall: The Anthology of Transhuman Survival & Horror」から、巻頭に収められたケン・リュウの『エクリプス・フェイズ』小説「White Hempen Sleeves」の翻訳紹介が実現しました。

 ケン・リュウはヒューゴー賞、ネビュラ賞、世界幻想文学大賞をはじめ、名だたるSF賞を総ナメにしている実力派作家。ベストセラー『紙の動物園』所収の「よい狩りを」が、第47回星雲賞海外短編部門に輝いたことでも記憶に新しいですね。詳しくは「ナイトランド・クォータリー」Vol.6に掲載された詳細をきわめる「ケン・リュウ書誌」をご参照ください。Twitter小説アンソロジーへのほんのちょっとした寄稿も含んだ完全版で、これだけ網羅的なものはちょっと海外にもないかもしれません。

 翻訳の待兼音二郎氏曰く、

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.143「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド スパイダー・ローズの孤独」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム) 監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。
 「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事は、継続的に紹介して参りました。

 今回ご紹介する「Role&Roll」Vol.143では、『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド「スパイダー・ローズの孤独」が掲載されています。
 「Role&Roll」にはこれまで、Vol.92からの体験版や、「エントリー・ミッション」という有名SF作品へのオマージュを含んだシナリオが掲載されてきました。
 今回の「スパイダー・ローズの孤独」もその流れを組んだもので、イメージ・ソースはブルース・スターリングの『蝉の女王』。
 新たな試みとしては、ルールブック発売後というメリットを活かして、専門用語には逐一、ルールブックの参照ページを明記してあります。
 また、私が『エクリプス・フェイズ』体験会やR.CONといったイベントでゲームマスターをしてきた際の経験を反映し、ゲームマスターをする際のアドバイスを随所に書き込んであります。

「月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.142掲載「『エクリプス・フェイズ』入門 一から始めるルールの読み方」

文:朱鷺田祐介 協力:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を継続的に紹介して参りました。

 発売中のVol.142では「『エクリプス・フェイズ』入門 一から始めるルールの読み方」という記事が掲載されています。広大な宇宙に踏み出す第一歩として、400ページに及ぶルールの読み方を解説していく、というものです。

 まずは「イラストを楽しもう」と、「SFは絵だねぇ」という野田昌宏宇宙大元帥の名文句から始まります。
 次いで、「総合的な事前の知識」としては、「SFホラー」、「デザイナー:ロブ・ボイル」、「基本は%ロール」、「ファイアウォール設定でX-リスクと戦え」というポイントの解説。実際にゲームマスターをする際にも、これらのポイントから入ると伝わりやすいです。
 次いで、ゲームの時に行う最初の質問と実際の回答。
 また、タイプ別にどこからルールブックを読んでいくべきかの示唆。
 「あなたがすでに何年かTRPGを遊んでいるなら」、「あなたが最近『クトゥルフ神話TRPG』でTRPGを始めたなら」、「あなたが『シャドウラン』を遊んでいるなら」、「あなたがハードSFファンならば……」と、タイプに応じた入り口と参照ページが示してあります。
 分厚いルールブックだと気負わず、本ガイドを片手に『エクリプス・フェイズ』の宇宙に飛び込んでみてください。