タグ: 岡和田晃

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.188「『エクリプス・フェイズ』外惑星圏(リムワード):オールト雲」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために、すぐに遊べる入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。
 コロナ・ウイルス禍で、オフラインでのRPGが遊びづらくなっていますが、もともと『エクリプス・フェイズ』はオンラインで遊びやすい設計となっておりますので、いずれのシナリオも容易にオンラインでプレイすることが可能です。
 Vol.143~187掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。Vol.179はシナリオ作成のヒントとしての追加データが掲載されています。

 今号の「Role&Roll」Vol.188に掲載されているのは、シナリオそのものではなく、設定情報とシナリオソースに特化した回です。未訳サプリメント『リムワード(Rimward)』からの抄訳と解説。オリジナル・シナリオのデザインのためには、まさしく必携ですね。

 外惑星圏(リムワード)へようこそ。今回は、太陽系の外れ、オールト雲の中に存在する超人類社会の最先端を紹介していこう。

 「SF Prologue Wave」の紹介記事でも、何度となく言及されてきた『リムワード』とは、翻訳進行中の『サンワード(Sunward)』と対になる作品ですね。『サンワード』が太陽から地球の間を扱うのに比べ、それ以外の太陽系の最果ての部分を『リムワード』では扱います。
 シェアード・ワールド小説でおなじみランディ・シーゲルやジョン・ダンビルが幕間に登場しつつ、オールト雲の基本設定および、「戦国センティネル」、「宇宙赤道祭」、「千年の孤独」、「伝説の探索」の4つの章に分ける形で……エヴァンジェリウム、IOS-201 クリスタル・ウィンド、テュケーその他のハビタットの情報、および、詳細な注釈が添えられています。『エクリプス・フェイズ』のみならず、汎用のSF設定としても活用できるでしょう。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.187「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 敏腕ネゴシエーターは今日も完璧」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために、すぐに遊べる入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。
 コロナ・ウイルス禍で、オフラインでのRPGが遊びづらくなっていますが、もともと『エクリプス・フェイズ』はオンラインで遊びやすい設計となっておりますので、いずれのシナリオも容易にオンラインでプレイすることが可能です。
 Vol.143~186掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。Vol.179はシナリオ作成のヒントとしての追加データが掲載されています。

 今号の「Role&Roll」Vol.187に掲載されているのは、「敏腕ネゴシエーターは今日も完璧」というシナリオです。

 交渉人である君は、厄介な案件を請け負った。太陽系全土にメッシュ配信される政治番組で、パトロンを擁護する論陣を張ってほしいと依頼されたのだ。持論を補強する材料を確保し、視聴者の支持を得られるだろうか?

 そう、つまり今回のセッションでは、交渉戦がメインとなります。
 「金星の交渉人」等の、交渉が得意な社会的エリートをメインのPCとし、そのキャラクターたちがファイアウォールに加入するまでの前日譚を扱います。
 元来、RPGのシナリオでは、物理的な戦闘とは違って、交渉戦はプレイヤー個々人の話術が如実に反映されるうえ、定量化や記法が困難だとされることが少なからずありました。本作は、そんな交渉戦を、手軽に・手堅く運用できるようにデザインされています。
 舞台は、翻訳中のサプリメント『Sunward』の舞台となっている金星です。
 また、付録として、サプリメント『Transhuman』からの抄訳として、追加装備の「音響スピーカー(ラウドシステム)」に、ダイティア義体、グリーファー義体、ガード義体と3つの義体のデータが追加されますので、どうぞご自分のゲーム・セッションでご利用ください。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.186「『エクリプス・フェイズ』シナリオ 土星の円卓の騎士、あるいは改竄された記憶の悦楽」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~185掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。Vol.179はシナリオ作成のヒントとしての追加データが掲載されています。

 今号の「Role&Roll」Vol.186に掲載されているのは、「土星の円卓の騎士、あるいは改竄された記憶の悦楽」というシナリオです。

 気づくと、センティネルたちはアーサー王伝説の宮廷の円卓の騎士となって、はるか土星の環へと聖杯探索のたびに出ていた。
 なぜ? 我々は宇宙をさすらっているのか?


 今回のシナリオは、「Role&Roll」Vol.183に掲載されたシナリオ「光のコーデックス、あるいはGLC」、「Role&Roll」Vo185に掲載されたシナリオ「闇のグラフィティ、あるいはゼロのスプラッシュ」と同様、カードが付録になっています(ただ、今回はカードスリーブサイズではなく、小さめなので、チットのように配ってもよいかもしれません)。
 しかし、今回のカードは、キャラクターが成り代わる円卓の騎士の概要を示すもの。なぜ、宇宙SFなのにアーサー王伝説? そのミスマッチこそが本作の醍醐味なのです。
 舞台は土星の環とその周辺。モンティ・パイソンのようなユーモアが楽しめますが、『エクリプス・フェイズ』なので、自然とSFになってしまうのがミソです。もちろん、既存のキャラクターやキャンペーンで問題なくプレイできますよ。
 サプリメント『Rimward』からの抄訳として、プロメテウス、マルセイユといったハビタットや、マックスウェル洞窟の情報、リングフライヤー義体にプラズマ・セイル(肉体増強)の追加データも収められています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.185「『エクリプス・フェイズ』シナリオ 闇のグラフィティ、あるいはゼロのスプラッシュ」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~184掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。Vol.179はシナリオ作成のヒントとしての追加データが掲載されています。

 今号の「Role&Roll」Vol.185に掲載されているのは、「闇のグラフィティ、あるいはゼロのスプラッシュ」というシナリオです。

 月のドーム都市の地下にテロリストが潜入した! 急ぎ招集されたメンバーは、エクスサージェント・ウイルスで怪物化した市民を処分するが、それは始まりにすぎなかった。いったい感染源は?

 今回のシナリオは、「Role&Roll」Vol.183に掲載されたシナリオ「光のコーデックス、あるいはGLC」と同様、カードが付録になっています。これらをコピーして厚紙に貼り、TCGサイズのカードスリーブに入れていただければ、セッションに興趣を添えるゲーム・マテリアルが誕生するわけです。
 「光のコーデックス」では、カードはPCのために用いるもので、いま爆発的に流行しているマーダー・ミステリーの要素が取り入れられていました。
 今回の「闇のグラフィティ」は逆で、カードはGM側が使用します。ランダムで起きるイベントが何かを示すために、カードが用いられるわけですね。
 起きるイベントは、バンクシーなどのグラフィティ・アートをモチーフにしています。グラフィティ・アートとは、スプレーなどを用いて高架下や廃屋の壁などにされた落書きのことを意味します。それがSFとしてアレンジされ、シナリオの重要なフックになっているわけですね。実際にどのようなイベントが起きるのかは、ぜひセッションで体感なさってみてください。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.184「『エクリプス・フェイズ』シナリオ 外惑星圏調査船パンドラ号の災難」』

文:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~183掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。Vol.179はシナリオ作成のヒントとしての追加データが掲載されています。

 今号の「Role&Roll」Vol.184に掲載されているのは、「外惑星圏調査船パンドラ号の災難」というシナリオです。

 君たちが乗り込んでいた調査船パンドラ号で原因不明の事故が起きた。船内で分断されたセンティネルたちは、障害によってメッセージのやり取りもままならない中で、宇宙船のシステム停止を食い止めねばならない。

 今回のシナリオは、ファイアウォールの依頼が発端になる典型的な『エクリプス・フェイズ』の導入とは異なり、乗船中に事故が発生する巻き込まれ型のシナリオです。キャンペーンに挟まない形でプレイできますし、ファイアウォールに所属しないPCたちで遊ぶことも可能です。
 イメージ・ソースは筒井康隆『残像に口紅を』に、円城塔「Φ(ファイ)」。シナリオ内では宇宙船にメッシュの通信障害が起きており、使える文字数や仮名の数が、少しずつ減っていきます。徐々に制約が強まる状況で、故障の原因を突き止め、船員たちを探し、パンドラ号の機能を恢復させなければなりません! 極限状態におけるスリル満点のシナリオをお楽しみください。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.183「『エクリプス・フェイズ』シナリオ 光のコーデックス、あるいはGLC」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~182掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。Vol.179はシナリオ作成のヒントとしての追加データが掲載されています。

 今号の「Role&Roll」Vol.183に掲載されているのは、「光のコーデックス、あるいはGLC」というシナリオです。

 太陽コロナの内部で、異星人の遺物と思われる構造物「光のコーデックス」を回収したセンティネル一行は、その謎を解き明かすため、封鎖された地球に降下し、GLC(合同リニアコライダー)を目指すが、メンバーの中には裏切り者が……。

 今回は変わり種のシナリオで、近年、日本でも大流行の兆しを見せている「マーダーミステリー」の要素を取り入れた作品になっています。本シナリオには、コピーして切り取れば市販のカードスリーブに入れられるサイズでの「秘密カード」が準備されています。シナリオ内の特定の場面に差し掛かったら、これをランダムに配布します。「秘密カード」がシナリオ・プロット絡み合い、場合によってはPvP(プレイヤー・キャラクター同士が対立すること)さえ起こりうる、スリリングな展開が待っています! なお、「秘密カード」は9枚用意されており、参加人数によって調整が可能となっています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.182「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド いざ冥王星へ」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~181掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。Vol.179はシナリオ作成のヒントとしての追加データが掲載されています。

 今号の「Role&Roll」Vol.182に掲載されているのは、「いざ冥王星へ」というシナリオです。

 太陽系辺縁部、カイパー・ベルト内にある謎に包まれた準惑星・冥王星。いまだ謎多きこの星と、その近辺で噂されるXリスクを探るため、センティネルたちは日系ハイパーコープ、ゴニン・グループの調査チームの宇宙船に乗り込んだ!

 今回は『エクリプス・フェイズ』の日本語版公式シナリオで初めて、冥王星とその近郊を舞台にしたシナリオの発表となりました。
 とはいえ、取り立てて天文学の予備知識がなくとも、入りやすい導入が工夫されています。それこそシューティングゲームを思わせる場面からシナリオが始まるのです。
 冥王星は2006年に、惑星から準惑星へ格下げされてしまいました。代わって強いインパクトを持つようになったのが、準惑星のエリスです。
 『エクリプス・フェイズ』のサプリメント『Rimward』(未訳)では、これらに加え、トゥリヘンド、トリイといったハビタットも詳しく解説されているのですが、今回の記事では、シナリオに必要な部分を抄訳という形で付けております。
 冥王星の地名は、世界各国の神話伝承における「冥界」のイメージに由来するものが多いのですが、今回のシナリオでも、冥王星へ赴く宇宙船はなんと、「ヨモツヒラサカ」号。そしてキーパーソンとなるのは、船長のドクター・ツチミカドに、宇宙海賊キャプテン・オルフェ。彼らの抱えた秘密とは? そして冥王星に眠る秘密とは?

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.181「『エクリプス・フェイズ』シナリオ シンギュラリティ・ろくろ首」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~180掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください(Vol.179にはシナリオ作成のヒントとしての追加データが掲載されています)。

 今号の「Role&Roll」Vol.181に掲載されているのは、「シンギュラリティ・ろくろ首」というシナリオです。

 火星トロヤ群のハビタット「ビロウ」に、首の伸びる怪異が出るという噂が流れ、ファイアウォールのセンティネルが調査に向かう。しかし、「ビロウ」は10年前の“大破壊(ザ・フォール)”へのトラウマから、すべての通信やAIに過剰なウィルス対策を講じた結果、通信速度が通常の半分以下に低下するという「愚者の王国」であった。

 前号「Role&Roll」Vol.180の「スペース人形浄瑠璃怪談」に続く、『エクリプス・フェイズ』のジャパネスク・シナリオは、各所で好評を集めている落語家・三遊亭楽天さんのTRPG落語にインスパイアされたシナリオです。要するに、未来の「与太郎」はどうなるか、と、そこから組み立てられたお話なんですね。このために「ビロウ(枕)」というオリジナル・ハビタットまでが用意されています(笑)。えっ、落語に詳しくないだって――安心してください。このシナリオには「落語の基礎知識」のコーナーも設けられ、ちょっとした落語入門の味わいすらある作品になっています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.180「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ スペース人形浄瑠璃怪談――阿古屋の琴責」』

文:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~178掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。Vol.179はシナリオ作成のヒントとしての追加データが掲載されています。

 今号の「Role&Roll」Vol.180に掲載されているのは、「スペース人形浄瑠璃怪談――阿古屋の琴責」です。


 太陽系を震撼させた唇人形サユリが帰ってきた! ヒルのような唇で呪言をかけた相手を狂死させるという文楽人形だ。リバイバル公演された人形浄瑠璃『壇浦兜軍記』の遊女・阿古屋の人形が唇人形サユリの正体ではないかという嫌疑がかかり、ファイアウォールのセンティネルたちは真相解明に乗り出す。


 『エクリプス・フェイズ』もその系譜に連なるサイバーパンクの伝統には、ブルース・スターリング「江戸の花」や「招き猫」等に典型ですが、わかりやすいジャパネスク趣味が存在しています。今回のシナリオは、まさにその路線で、なんとSF世界における文楽(人形浄瑠璃)のリバイバルを扱っています。
 必要な情報はシナリオ内に書き込まれているので文楽についての予備知識は不要ですが(製作では、この「予備知識がなくても遊べる」点にこだわりました)、それでも古典芸能に抵抗感がある人のために、Jホラーや都市伝説、実話怪談のようなノリで楽しめるように工夫されています。『エクリプス・フェイズ』の世界観を壊さないようディベロップメントにも手間暇をかけておりますので、どうぞ安心してご使用ください。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.179「『エクリプス・フェイズ』シナリオ・ソース トランスヒューマンは知性化イルカの夢を見るか?」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~178掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。

 しかしながら、今回ご紹介するのは、シナリオではありません。反対に、シナリオの作り方、その取っ掛かりとなる部分の説明となります。
 巷ではSF小説を書くのはもちろん、SF-RPGのシナリオを書くのは難しい……という印象があるようですが、ちょっとしたキーワードがあれば思いのほか筆が進んでいくものです。今号のキーワードは「知性化種」で、それを軸に、「ネオピッグの海兵隊員」、「ウィップラッシュの探索者」、2つの日本オリジナルのサンプル・キャラクターが紹介されています。どちらも、体験会やコンベンションで何度もテストされた、個性豊かでバランスの練られたサンプル・キャラクターですよ。
 ネオピッグとは知性化された豚のこと。ウィップラッシュとは、太陽系外惑星サンライズにいる肉食の動く植物。これらを自作キャラクターでも使えるように、追加義体のデータ、さらにはスペア(合成義体)の追加データも、それぞれ未訳サプリメントからご用意いたしました。
 ウィップラッシュについては、「SF Prologue Wave」掲載の小説「ウィップラッシュ・マーダーズ」や、「Role&Roll」Vol.119の「センティネルのためのワールド・ガイド『宇宙の歩き方』 太陽系外惑星」で紹介しています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.178「『エクリプス・フェイズ』シナリオ 因縁のダークキャスティング」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム) 監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~177掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、バックナンバーをご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.178掲載の「因縁のダークキャスティング」です。今回のイメージ・ソースは、目下話題を集めている劉慈欣の『三体』としました。『三体』は、アレステア・レナルズやチャールズ・ストロスなどイギリスのニュースペースオペラに倣ったかのような展開が興味深いのですが……。
 今回は、そこから得た着想を受け、これまで「Role&Roll」ではあまり正面切って扱ってこなかった“代理人(ファクター)”との邂逅をテーマに据えてみました。『Firewall』(未訳)より「オペレーション・ビネガー」の抄訳、また『X-Risks』からの抄訳も載っています。
 もう1つのテーマはエゴキャスティングです。非合法のエゴキャストを闇通信(ダークキャスト)と言いますが、それに関する運用スキルが今回のシナリオを通して身につくよう、工夫しております。関連した情報を『Firewall』から抄訳いたしました。
 「Role&Roll」Vol.104掲載の「サイレント・バベル」でも扱ったザ・ロング・アレイも序盤の舞台になっています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.177「『エクリプス・フェイズ』シナリオ ミートハブ・トラブルズ」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~176掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.177掲載の「ミートハブ・トラブルズ」です。これはなんと、「SF Prologue Wave」掲載の「ミートハブ・マーダーズ あるいは、肉でいっぱいの宇宙(そら)」を複数用シナリオに改変したものです。
 ミートハブとは、実際に『エクリプス・フェイズ』の公式設定に出てくる、土星圏に浮かぶ全長1キロのベーコン製の宇宙コロニー。あまりにもバカバカしい(褒め言葉)設定に、「SF Prologue Wave」掲載の『エクリプス・フェイズ』小説では人気の高い逸品ですし、この設定を使って自分独自のシナリオを作る人もいるほどで、そういった作業の参考にもなるはずです。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.176「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド ババ・ヤガーヴァンの破滅の予言」』

文:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~175掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.176掲載の「ババ・ヤガーヴァンの破滅の予言」です。これはVol.175の「七惑星の聖書」に続く終末論カルトもの。
 「火星に隕石が衝突する」と予言するババ・ヤガーヴァン。彼女の背後に巫女(シビル)という謎の組織の関与があるのではないかとファイアウォールは推測した。そこでPCたちを隕石の衝突阻止と、老女予言者の身柄確保のために送り込むことにした。
 ……という内容です。気になる巫女(シビル)の設定は、『X-Rrisks』からの抄訳を掲載しております。ディヴェロップメントを重ねて練りに練った本格シナリオです。存分にご堪能をいただければ幸いです。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.175「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ 七惑星の聖書」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~174掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.175掲載の「七惑星の聖書」です。「Role&Roll」Vol174に掲載されたシナリオ「スカイ・アーク・クライシス」に登場し、終末論を唱えたカルト教団「輝く聖者の教会」が再び登場します。単体でも必要な情報は網羅されているので問題なく楽しめますが、同作とリンクさせればキャンペーン(連続)ゲームとしてプレイすることも可能です。
 「七惑星の聖書」では、ファイアウォールの連絡役(プロクシ)より、火星最大の都市・ヴァレス新上海にて、「輝く聖者の教会」が、ふたたび動き出したとの連絡を受けたところからストーリーが始まります。七惑星に散らばった聖書を集めたとき、「モアブの書」に書かれた黙示録の八番目の封印が解かれるというのです!
 ――このような概要からもおわかりのとおり、本シナリオはスケールの大きな作品で、「ナショナル・ジオグラフィック」2018年12月号に掲載された「聖書ハンター」からインスパイアされています。電子版も入手できますので、本シナリオをヴィジュアル的に補完する際にも、大いに役立つことでしょう。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.174「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ クローズド・ハビタットの囚人」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~173掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.174掲載の「クローズド・ハビタットの囚人」です。
 記憶を失い、見知らぬ「街」の住民として番号で呼ばれるPCたち。脱出は執拗に阻まれる。「街」は何のためにあるのか? 黒幕のNo.666とは何者か? 脱出ゲーム風に始まり意外な展開を見せる異色のシナリオ! 情報が絞られているので、初心者でもプレイしやすいことと思います。

 本作のイメージ・ソースは、監視社会テーマのSFテレビ映画の古典『プリズナーNo.6』です。タイトルは『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』のゲームブック『パックス砦の囚人』を踏襲しています。

『幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌「ナイトランド・クォータリー」Vol.16「化外の科学、悪魔の発明」掲載、アンドリュー・ペン・ロマイン「悪魔の発明、天才シェフのフルコース」』

執筆:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「ナイトランド・クォータリー」(アトリエサード/書苑新社)は、幻視者のためのホラー&ダークファンタジー専門誌と銘打っており、前身たる「ナイトランド誌」(トライデントハウス)のコンセプトを引き継ぎ、海外の優れた幻想文学やSFを精力的に日本へ翻訳・紹介しています。
 さて、この「ナイトランド・クォータリー」Vol.16には、アンドリュー・ペン・ロマインの『エクリプス・フェイズ』小説、「宇宙の片隅、天才シェフのフルコース」(訳:待兼音二郎)が掲載されています。
 作者はSFワークショップのクラリオン・ウェスト出身ですが、『パスファインダーRPG』関連の小説などRPG畑の仕事が多いトランスジャンル的な書き手で、本邦初紹介となります。
 作品は、「Role&Roll」Vol.172の「宇宙アリーナ:血肉の美食」にも通じる……あっと驚く展開に!
 定期購読者向けのペーパー「ナイトランド・クォータリー・タイムス」にも、関連の紹介文が載っています。
 「ナイトランド・クォータリー」Vol.6にはケン・リュウの『エクリプス・フェイズ』シェアード・ワールド小説「しろたえの袖(スリーヴ)――拝啓、紀貫之どの」、Vol.9には来日時の関連インタビューが掲載されています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.173「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ オールト雲の彼方へ」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~172掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.173掲載の「オールト雲の彼方へ」です。
 カイパー・ベルトに浮かぶ、異星人由来のものと思われる謎の宇宙船。調査に向かったセンティネルたちが乗り込んだ途端、その“代理人(ファクター)”のライトハガーに似た宇宙船は、突如として現れたパンドラ・ゲートを抜けて、遥か彼方の宇宙空間へと移動しました。彼らは故郷の太陽系に帰れるのでしょうか?
 ……というシナリオです。そう、今回のシナリオの舞台は、海王星の軌道の外側、カイパー・ベルトや散乱円盤のさらに外側、彗星の素とも言われる太陽系の果て、オールト雲なのです!
 『エクリプス・フェイズ』世界では、ロケットは反動推進、つまり液体や気体を熱して後方に噴射して進むロケット式の推進法しか用意されていません。しかしながら、もし、それ以外の航法が可能だとしたら……!? 『エクリプス・フェイズ』世界の根源に迫る、センス・オブ・ワンダーに満ちた冒険があなたを待っています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.172「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド 宇宙アリーナ:血肉の美食」』

文:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~171掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.172掲載の「宇宙アリーナ:血肉の美食」です。
 木星トロヤ群のハビタット「パトロクロス」は、アリーナ闘技を眺めながら美食を堪能できる超高級リゾートですが、近頃感染報告が相次いでいるエクスサージェント・ウイルスの発生源はここではないかと睨んだファイアウォールは、PCたちのチームを調査のために送り込んだ。
 ……というシナリオです。今回のシナリオは、『エクリプス・フェイズ』が扱うSFホラーのなかでも、スプラッタ要素を含むブラックユーモアに挑んでいます。藤子・F・不二雄「カンビュセスの籤」、サキやロアルド・ダールらの〈奇妙な味〉、K・W・ジーター『ドクター・アダー』、そして『エクリプス・フェイズ』のシェアード・ワールド小説『After The Fall』に収められた「宇宙の片隅、天才シェフのフルコース」(アンドリュー・ペン・ロマイン、待兼音二郎訳で近刊「ナイトランド・クォータリー」Vol.16に掲載)の系譜に属する作品だと言えるでしょう。
 ただし、プレイにあたっては、事前に卓の諒解をとるようにしてください。
 未訳サプリメントの『X-Risks』より、フォモーリアンの設定の翻訳も付属しています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.171「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド ケレスの宇宙マグロ」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~170掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.171掲載の「ケレスの宇宙マグロ」です。
 火星と木星の間に位置する小惑星帯のケレスには、氷原の下に隠された海がある。“大破壊(ザ・フォール)”で地球の海が汚染された後に、太陽系に残された数少ない「海」のひとつだ。そこで行われている「漁業」をめぐり、エクスヒューマン(エクスサージェント・ウイルスに感染したトランスヒューマン)の陰謀が……。
 ……というシナリオです。未訳サプリメントの『Rimward』より、ケレスがらみの設定に、追加データとしてケートス義体、ダイビング・エクソスケルトンのデータを翻訳しています。「Role&Roll」Vol.108に掲載された「アクアノートの探索者」が大活躍できるシナリオですので、ぜひとも投入してみてください!

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.170「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド 悪夢の衛星タナカの恐怖」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~169掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.170掲載の「悪夢の衛星タナカの恐怖」です。
 トランスヒューマンを餌食にする凶暴な茸に満ちた太陽系外の衛星タナカ。その唯一の生存者である美女。プロクシからの依頼で、彼女の精神を手術したセンティネルたちは、謎の衛星タナカの秘密を探る必要に迫られる……。というシナリオです。
 本シナリオは、シンプルな外惑星探索型のシナリオですが前半部でサイコセラピーや「精神手術」のルールをプレイしながら習得できるように工夫されています。
 また、風変わりな名をもつ衛星タナカは、未訳サプリメント『Gatecrashing』に掲載された公式情報です。我々の宇宙にあるイトカワを思い出しますね。こちらの抄訳も、まるまる1ページを割いて掲載されており、シナリオを自作する際にも大いに参考になるものと思います。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.169「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド 最後の夢と悪夢の酒」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~168掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.169掲載の「最後の夢と悪夢の酒」です。
 土星で流行する新ナノドラッグ「ラスト・エリクサー」。究極の幻想を提供するというナラティヴ・ドラッグに、エイリアン由来の怪しげな何かが混入しているという情報を得たセンティネルたちは、超大型の輸送船スカム・バージへと乗り込むのですが……!?
 シナリオの主な舞台は、土星を周回するノーマディック・スウォーム状のハビタットであるフェランズ・リコース。未訳サプリメント『Rimward』掲載のフェランズ・リコースの設定について抄訳が添えられています。スカムなど、外惑星圏のアナーキストたちとやりとりをしなければならないシナリオなのですが、ランダム・イベント表も付いており、きっと退屈しないでしょう。
 何より待ち受けるのは、銀河最高のウィスキーと銀河で最低のビールだったのです……。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.168「『エクリプス・フェイズ』インターミッション&運用ガイド 即身仏とカリスマ美女モデル」』

文:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~167掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.168掲載の「即身仏とカリスマ美女モデル」です。
 このシナリオの基本コンセプトは、キャンペーン(連続シナリオ)の間にさし挟んだり、あるいは、先に別なシナリオをプレイしたりした状態から、そのまま接続できる仕掛けになっています。
 具体的には、いわゆる「ヒーローポイント」に相当する《勇気》というステータスが、減少した状態からミッションがスタートするのですが、「マイルストーン」と呼ばれる特定の条件を満たせば、《勇気》が回復するというわけです。
 この「マイルストーン」という発想は、日本オリジナルの選択ルールですが(待兼音二郎さんや私が翻訳している『ダンジョンズ&ドラゴンズ 第4版』にもマイルストーンのルールがあるので、どう違うか比べてみてください)、面白いと思った方は、ご自分でデザインされるシナリオに導入してみるのも一興でしょう。
 さて、肝心のストーリーは……。
 前回のミッションで大ダメージを受けたセンティネルたちが、土星の衛星「ミマス」にあるハビタット「ハーモニアス・アナーキー」で治療手段を探していました。
 そこで、スリムな肢体で知られる土星一のカリスマ・モデル、ケサ・マギーに出逢うのですが、チンピラを引き連れて彼女を付け狙う謎の知性化ブタが現れ……。謎の教団や女優や知性化ブタの秘密を、PCたちは探り当てることができるのでしょうか?

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.167「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド ヴァイキング・マーダーズ または、火星八つ墓村」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~166掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.167掲載の「ヴァイキング・マーダーズ または、火星八つ墓村」です。ハイパーエリートの秘密のクラブに潜入したPCたちを待っていたのは、デス・ゲームの入り口だった。人生に飽いた不死者たちは、悪夢を楽しむ……。というストーリーです。
 火星のアショーカ郊外にあるヴァイキング歴史公園に集まったセレブたち。ここには、「MMX-エスパソ」のCEOナザレーノ・バティスタのせいで、永遠に死ぬこととなった8人の墓があるというのですが……。
 未訳サプリメント『Sunward』より「アショーカ」および「オリガルヒ(支配階級)とハイパーコープ王朝」の抄訳が掲載されており、多彩なNPCが活躍します。本シナリオをプレイすることで、『エクリプス・フェイズ』世界の公式NPCたちについても、深く知ることができるでしょう。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.166「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド 焦土の衛星シンダーの秘密」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム) 監修;朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~165掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.166掲載の「焦土の衛星シンダーの秘密」。これはなんと、ファイアウォールの一員(センティネル)になるまでを描いた異色のシナリオです。そのまま、キャンペーン(連続)シナリオに接続するもよし。反対に、これまでのキャラクターの前史を語るために活用してもよし。あらかじめ、「これはファイアウォールに入るまでのシナリオだよ」と断ったうえで、演出面を強化する楽しみ方もできますね。
 主人公格の「PC1」として、タイタンの探検家が推奨されているのも、海外RPGでは珍しいかもしれません。
 未訳サプリメント『Firewall』の設定を抄訳の形で紹介し、敵データは同じく未訳の『X-Risks』から訳出しています。

 天文学の調査のため訪れた、「燃え殻」と呼ばれる焦土と化した星には、太陽系の命運を握る秘密が隠されていた……。

 なお、このシナリオには「『エクリプス・フェイズ』とクトゥルフ神話」というミニコラムも添えられていますが、その詳細はぜひご自分の目でお確かめください!

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.165「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド モーツァルト・プロトコル」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~164掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回のVol.165掲載の「モーツァルト・プロトコル」は、水星の北半球にあるカロリス盆地周辺で報告されたシフトランナーたちの失踪事件を調査するという内容のシナリオなのですが、実はPCたちはいったん調査中に行方知れずになっており、その直前に「封じ込め失敗、モーツァルト・プロトコルの発動を求む」という最終処理要請をファイアウォールに投げかけています。モーツァルト・プロトコルとは、ファイアウォールの反物質爆弾を用いてカロリス平原を「浄化」する最終手段のこと。さすがにファイアウォールはプロトコルの発動を躊躇し、いったんPCたちをバックアップから復活させて、再調査を命じた……というシナリオです。
 『Sunward』からの抄訳として、水星の概要と社会の説明、またシフトランナーのハビタットである「アル・ハマザーニー」の設定解説、ならびに新サンプル・キャラクター「シフトランナーの技術者」のデータも付属しています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.164「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド 天王星の粘液ゾンビ」』

文:待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~163掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回のVol.164掲載の「天王星系の粘液ゾンビ」は、天王星圏の主要宇宙港がある衛星、オベロンの主要ハビタット、シャノワールの地下区画の一画にあるサン・クエンティン刑務所に現れたホロウという謎の存在を誘引するため、生体義体で刑務所へ赴く『バイオハザード』風のシナリオです。
 対スウォーム戦闘、超能力(Psi異能)による心理戦、およびハッキングによる局面突破を、ゲーム・プレイを通して学ぶことができる内容なっています。敵データは未訳の『X-Risks』からの抄訳になっています。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.163「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド 太陽は、金色の林檎」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~162掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回のVol.163掲載の「太陽は、金色の林檎」は、黙示録カルトのテロリスト、ジーナ・ガブリエルを監視せよと、PC演じるセンティネルが命じられるところからスタートします。ジーナのオリジナルは、至福の野(エリュシアン・フィールド)という自殺志願者のためのハビタットへ隠遁してしまっており、そちらへ赴いて交渉を行う必要があります。シナリオの後半部ではファエトンという別のハビタットへ向かい、テロリストとの戦いが主軸となります。
 トランスヒューマン時代の死生観に挑んだシナリオですが、アクションもあり、『Sunward』からの設定の抄訳も付いていますので、存分にお愉しみいただけるでしょう。

『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.162「『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド 老いたる霊長類の星への挽歌」』

文:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、監修:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)


 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。
 
 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~160掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 Vol.161に掲載された「宇宙要塞『神龍(シェンロン)』の悪夢」は、地球軌道上における(『エクリプス・フェイズ』世界の)中国軍の軌道要塞を探索する、という内容です。「神龍」は、未訳サプリメント『Sunward』に含まれた公式情報です。また、敵のデータも未訳サプリメント『X-Risks』からの引用です。抄訳もあるので、ミニデータ集として活用もできると思います。

 今回のVol.162掲載の「老いたる霊長類の星への挽歌」は、これまでの掲載作と比べて、少々異質なシナリオです。それは、非ファイアウォールのプレイヤー・キャラクター(PC)を扱った作品だからですね。PCたちは地球奪還派の活動家となり、かつて人類を救った英雄の遺体を探すため、廃墟やジャングルを冒険するという内容です。
 ファイアウォールではない、ということで、いたずらに難易度が高い印象を持たれる方がいるかもしれませんが、そうならないよう、随所に細かな工夫を施してあります。タイトルはジェイムズ・ティプトリー・ジュニアからですが、直接のイメージ・ソースはチャイナ・ミエヴィル『クラーケン』。『Panopticon』や『X-Risks』といった未訳サプリメントの抄訳も掲載されており、データ・ブックとしての性格もあります。
 NPCやラスボスの設定にはこだわりました。お愉しみいただけると確信しています。

「Utopia」川嶋侑希+岡和田晃

(紹介文PDFバージョン:utopiashoukai_okawadaakira
 〈「ポップカルチャー論」学生優秀作〉の第3回は、川嶋侑希+岡和田晃「Utopia」です。
 これまでの「赤との混色」および「キュイジニエの旅」は、2016年度の学生優秀作ですが、今回ご紹介する「Utopia」は、2017年度の履修生の手になる作品です。
 2017年度に集まった学生作品の傾向としては、ワークショップで用いたRPG作品の世界観に準じた作品ではなく、むしろ、そこからインスパイアされつつも、シェアード・ワールドではない、独自の世界観を構築しようという意識がまま見られたことです。
 2016年度は、ファンタジーRPGの古典である『トンネルズ&トロールズ』完全版や、カードゲーム『ブラックストーリーズ』等を用いたワークショップを開催してみましたが、この「Utopia」は古典的なファンタジーRPGのガジェットを用いながらも、あえてスペース・オペラの舞台設定を導入した野心的な試みです。サイエンス・ファンタジーですね。
 むろん、「トンネル・ザ・トロール・マガジン」Vol.2の拙稿「T&TとSFの意外な関係」に見られますように、T&Tのような古典的なRPGはSFとは切っても切り離せないような深い相互影響関係があります。
 なお、「ポップカルチャー論」のレポートでは、作品の一部を切り出し、その光景をスケッチするようなスタイルでも作品として認めています。自然主義文学の創作訓練として、日常の光景をスケッチするという練習方法がありますが、それはSF・ファンタジーやRPGといった、首尾一貫した世界観の提示が求められる作品においても成り立つものと思います。
 問題は、作品を通して、首尾一貫した世界観をどのように表現していくかという点にこそあり、全体のイメージに強度があるならば、細部のみでも魅力は伝わるはずですから。「Utopia」もそのようなタイプの作品で、ここからどう展開するのか、続きが気になってしまいます。
 「SF Prologue Wave」掲載にあたっては、ハイ・ファンタジーとスペース・オペラをうまくマッチングさせるべく、岡和田が補作を行いました。(岡和田晃)




(PDFバージョン:utopia_kawasimayuki
 ――そのためなら、なんでもしてやる。
 セイラの心には複雑な感情が渦巻いていた。激しい欲望が希望と混交しているのだ。その思いは旅が始まる前も、今も、そしてこれからも変わることはない。第一の目的地である〈情報街(ビット)〉を前にして、彼女の興奮は、疲れも吹き飛ぶほどの域に達していた。
 深呼吸してから、もう一度、街の入口にある門を眺める。その向こうに、いくつかの建物と人影が見えた。この街での目的は、計画に必要な情報収集だ。
 しかし、ここまでたどり着くのに、すでに随分時間がかかっている。エルフの森の隅で禁じられた扉を開けたのは、何日前だったろう。もう何ヶ月も経ったかに思える。
 ――あぁ、みんなの心配する顔が目に浮かぶ。お爺様が上手く説明してくれているはずだ。ごめんね。
 背負い袋から〈妖精(エルフ)〉の森で汲んでおいた〈水筒〉を取り出し、僅かに口に含む。〈水筒〉は〈三人目〉に手を貸してくれた老人からもらった。不思議な仕組みで、飲み干しても新たに湧いてくる。これさえあれば、飲み水の心配はいらないだろう。
 高まる心を落ち着かせて、セイラは街に足を踏み入れようとしたが、肝心のことを忘れていた。
 街の手前まで道案内をしてくれた〈九人目〉の老人が、詩のように歌った忠告が頭をよぎる。

 この街に入りたいなら
 嘘は置いて来ることさ
 嘘を見破る者たちに
 追い出されては宿もない
 説明できない虚飾は取り去り
 能弁すぎる口は閉ざせ
 旅人たちはみな寡黙
 思い出にすら嘘はつけない

「キュイジニエの旅」藤田莉+岡和田晃

(紹介文PDFバージョン:kyuijinienotabishoukai_okawadaakira
 「赤との混色」(葉月雨音+岡和田晃)に続く〈「ポップカルチャー論」学生優秀作〉の第二弾は、「キュイジニエの旅」です。
 これは、幻想世界ユルセルームを舞台にしたロールプレイングゲーム『ローズ・トゥ・ロード』(門倉直人、二〇一〇年版、エンターブレイン)を用いたワークショップ(ゲームセッション)に基づいて書かれた小説です。
 ただし、オリジナル・デザイナーの許可を得て、岡和田晃が作成した簡易版『ローズ・トゥ・ロード』を、実際の講義では使用しています。
 『ローズ・トゥ・ロード』については、拙著『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』(アトリエサード、二〇一七)および「図書新聞」二〇一七年一〇月二八日号に掲載された門倉直人氏との対談「文学としてのゲーム研究」をあわせてご参照ください。
 「キュイジニエの旅」は、『ローズ・トゥ・ロード』を用いたワークショップのリプレイ小説として書かれたもので、グルメ本からとったと思しきネタを、ファンタジーにうまく融合させている意外性を評価しました。
 また、文章力は高く、採録にあたっても最低限しか手を入れずに済みました。
 なお、簡易ルールを以下に明記しておきます(プレイにあたっては、『ローズ・トゥ・ロード』のルールブックおよび各種シートが必要です。ここには本小説を理解するために必要な、最低限の情報のみ記してございます)。(岡和田晃)


■ワークショップ用『ローズトゥ・ロード』(二〇一〇年版)簡易ルール Ver2.0

(デザイン:岡和田晃)

 『ローズ・トゥ・ロード』では、プレイヤー演じるキャラクターは中世ヨーロッパ風の幻想世界ユルセルームに生きる「魔法使い(逍遥舞人アムンマルバンダ)」になります。門倉直人「ホシホタルの夜祭り」や「グンドの物語」のような世界です。アーシュラ・K・ル=グウィン『ゲド戦記』に登場する魔法使いのイメージによく似ています。
 逍遥舞人アムンマルバンダは、混沌の呪縛で不安に揺れる地を「自らの旅を通じて安堵」させていく、特殊な魔法使いです。「混沌から言葉や旋律などの「意味」を分かち、それにより詩歌や舞踊や物語などを生み出して、世界に「より見えやすい風景」を与え、鎮めていく……。そんな魔法を使う旅人と言い換えることもできるでしょう」(門倉直人)
 いわゆる一般的に連想されるRPGとは異なり、レベル・ダメージ・ヒットポイント・マジックポイント等の数値的な要素はありません。参加者相互の勝ち負けもありません。協力して物語を紡ぐのが目的です。
 ワークショップでは、二人一組でペアになり、一人が魔法使いに、もう一人が語り部を演じます。魔法使いはキャラクターを作り、語り部はマップとシナリオを作って実際のゲームを主導します。
 特殊なのは、魔法使いが使用するキャラクターシートに埋めるステータスや、冒険マップ&シナリオ背景シートに埋める「風景言葉」を、原則的に「言葉決め」によって抽出することです。
 この「言葉決め」は、ルールブックに載っている表、ないし手持ちの本の好きな箇所を指さし、ランダムに言葉を抜き出すことで得られますが、二つの言葉をくっつけて造語することで、思いもよらない言葉を生み出すこともできます。
 また、ワークショップで用いた冒険マップシートの舞台になる村は、「混沌の呪縛」に侵されています。村は一三箇所の「場所」によって構成されています。そのうち三つの「場所」に、「混沌の呪縛」による悪影響が具体的に入り込んでいるのです。それがどのようなものかも、また「言葉決め」で決定されるのです。
 「混沌の呪縛」によって三箇所に生じた具体的な影響や原因、真相もすべて、想像力を働かせてユーザーが作成します。そして、混沌の呪縛を生み出した真相を解決するには、「魔法風景」を放たねばなりません。「魔法風景」は、逍遥舞人アムンマルバンダが旅の過程で獲得していきます(後述)。
 魔法使いと語り部は対立する立場にはなく、協力して物語を紡いでいきます。ワークショップ内で「混沌の呪縛」をすべて解き放つことができれば、魔法使いと語り部は「勝利」したことになります。逆に、時間内に「混沌の呪縛」のすべてを開放して真相を解き明かせなければ、魔法使いも語り部も「敗北」します。敗北したら混沌が広がり、ユルセルーム世界は滅亡します(!)。
 語り部が許可すれば、冒険マップシート内の好きな場所へ行くことができます(マップの外には出られません)。マップの具体的な箇所で何が起こるのかを想像し、語り合って互いにコミュニケーションを進めてください。
 なお、あらゆる最終的な決定権は、語り部にあります。
 魔法使いは、自分のステータスにあるいずれかの風景言葉と、語り部が設定した「混沌の呪縛」の効果を、想像力と話術で一致させることができた場合、魔法を発動させて、汚染された場所を「透色(すきいろ)」に変えることができます。一致できたかどうかは、語り部が決定します。なお、魔法使いはそれ以外の能力は、普通の人間と変わりません。
 透色になった「混沌の呪縛」は、「魔法風景」として魔法使いのうちに取り込まれます。(なお、取り込んだ「魔法風景」は、クエスト目的を解決するために、語り部が許可すればいつでも解き放つことができます(効果は語り部が決定します))




(PDFバージョン:kyuijinienotabi_fujitarei
●プロローグ

 今、この世界では三つの災厄が起こっている。
 牧草地での喪失の日々。魔女住まう森での呪詛と悪疫。乾き知らずの湿地での果てしない砂。これら三つの災厄を解決するのが、これからの物語の内容である。
 その者は、虫食いの牧草地にいた。この地で起きている、喪失の日々を解決するためである。名は、キュイジニエ。一部の人々には、即席の(インスタント)キュイジニエとして知られている旅人である。髪はぼさぼさで、前髪で両目が隠れている。食べ物に対しての関心が強く、他のことについてはあまり興味を示さない青年だ。
 彼はこの世界の絶品を食べ歩く旅をしていた。その旅の中で訪れたコルメスという交易の町で、三つの災厄についての話を耳にする。災厄によって世界中の食材が危機にさらされていることを知った彼は、食材を守るために災厄へと立ち向かうことを決意した。そうして彼は、きらきらと輝く脂ののった牛肉が絶品として知られる、虫食いの牧草地で起こっている災厄、喪失の日々の解決に向かったのである。